パソコン選び: "軽い・薄い" は正義

4 代目マシン VAIO Type G は軽くて薄型ということもあって,本当によく働いてくれました。

特にこの時期 (2007/10-) は外出が多かったうえ,オフィスからマシンを持ち出すにはかなり高い (高く思える) ハードルがあったので,たとえ Private Use であっても気軽に持ち出せるマシンがあるというのは,実際の仕事にも役立っていたのです。

# もちろん,このマシンをいわゆるオフィスや Customer のネットワークに直接接続することはしません。鞄から出して見えるようにすることもしません。
# 携帯電話 (いわゆるガラケー含む) を "合法的に" Corporate Network に接続できたので (= VPN),必要な場合はこの仕組みを使ったのです。

さて。
この頃の Working Style はというと,案件が入ると Customer のところに出掛る,設計書を書いては Review (繰り返し),話がまとまったら必要な部材を発注して構築作業 (1 か月),そして QA 対応という感じです。

そうなると,デジタル データの形でいろいろなことをその場で残したいが残せない… という場合,結構困ることがあります。

それは… 思いついたアイデアとか,設計書の修正とか, Meeting Minutes とか,その他もろもろ・・・。これらを移動中にこなせればナンと楽なことか… そう,ちょうど大学院生の時のように。

ただ,当時とは時代も環境も大きく違ってしまい,何でも思い通りに… というわけにはいかなくなっていたのです。IT 企業を標榜しているにもかかわらず,もはや気軽に IT 環境を使えないところにいる… 何たる皮肉なことか。

しかし,気軽に使えるマシンの存在は,そういう厳しい状況を (完全にではないですが) 何度となく救ってくれたのです。

ちなみに… 某 Client 先への移動は,可能な場合には特急列車を使っていました。もちろん特急料金は自己負担ですが,料金はそれほど高くなく,コーヒーを飲みながらいろいろな準備ができるうえ,着席が保証されているので,好きなように時間を使えるメリットは追加料金を補って余りありました。仕事をするだけでなく,Virtual Machine を使って簡単な検証をしたりもしました。この空間が VAIO を使っていろいろなことを試したり片づけたりする貴重な場になったことは言うまでもありません。

# 実は大学院生の頃も,時間に追われていた時はロマンスカー通学,車内でレポートとか Presentation 原稿を書いたこともありますw。まさしく Time is Money…

VAIO が持つ薄型という特徴は,荷物が多くなりがちなエンジニアという職種にとって本当に助かるものでした。

資料を印刷して持参する場合,とにかく荷物が…。そうなると,"薄い,軽い" というのはまったくもって正義なのです (決して頭の話ではないw)。ましてや "私物" を持ち歩くのであれば,持ち歩く負担はできるだけ最小限にしたいものですから。

どこでも持ち出せるマシンは,後の転職活動にも役立ってくれました。
それはまた後程。。。

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