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散文 / 沈む。

ここは暗くて寂しい深い海。

今は脱力して、もういっそのこと沈もう。

そうしたらだんだん浮いてくると期待して。


私の静かな海はいつもうるさい。

いつ静かになるのか。

私が眠った時と、死んだ時だけだ。




 
真っ暗な部屋でただただベッドに落ちていく私へ
何もやる気が出なくて、意味の持たない涙が流れてる、ただただ沈んでいく瞬間をもう悲しまないで。

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