中国語を勉強するための本3選

中国語を勉強するのに役立った本（参考書）を3つ紹介します。中国語勉強歴が13年のわたしが、これで基礎練習をしたらレベルアップしたと思ったものをおすすめします。

すべてシャドーイング教材です。

日本にいるとき、中国に留学しているとき、どんなときにも関係なく持ち歩いていました。場所は実家、北京大学、上海外国語大学。時間は寮にいるとき、食前食後、寝る前。とにかくシャドーイングできそうな場所を見つけては、シャドーイングしていました。

1.入門を終えたら語感を磨く中国語

入門を終えたら語感を磨く中国語: NHKラジオ中国語講座 (CDブック)

初級者がシャドーイングするには、ぴったりな教材です。これは大学2年生のときに買い、北京大学に留学するまでの半年間、ひたすらこれをシャドーイングしました。北京大学に行くときも持参し、毎朝起きたらすぐに30分シャドーイングしてから、寮を出発し授業に向かいました。

文章が長くもなく短すぎることもなく。初級コースとして、ぴったりなサイズ感でした。

2.中国語筋トレ100読練習法(MP3CD付)

中国語筋トレ100読練習法(MP3CD付)

初級者から中級者（中上級者）にレベルアップしたいなら、コレがいいです。漢字を見て発音、ピンインを見て発音、和訳を見て中国語を思い出しながら発音、シャドーイングしながら発音。

これは北京大学から帰国した大学3年生から使い始めました。上海外国語大学に留学したときも持参して使ったので、5年以上は使いました。

正直に言うと、この本一冊だけでもレベルアップを期待できます。この本を使ってシャドーイングをいちばんやりました。1課を終わらせるのに4日はかかります。本気でやると、1冊終わるのに半年はかかります。

この本は筋トレと同じ。まいにち継続して行えば確実にレベルアップします。

3.聴読中国語 (東進ブックス)

聴読中国語 (東進ブックス)

中級者から上級者にレベルアップしたいと思ったら、コレがいいと思います。上海外国語大学に留学したに使い始めました。中国語筋トレ100読練習法と併用です。

ただし唯一の欠点は、文章にピンインがついていないこと。唯一の欠点であり、最大の欠点だともいえます。ですから、中級者から上級者向けに設定しました。

超簡単にさらっと紹介しました。レベルにあったものを選べばよいですが、もしそれでも迷った場合は、「中国語筋トレ100読練習法」を使うといいと思います。