後輩指導に失敗したお話
私はどうも後輩指導というものが苦手だ。
口出し手出しの加減がわからない。
わからないながらも、自分なりにやってみて、失敗したお話を。
私の後輩は、25歳くらい(くらいって。。。)
事務室の中では、私と一番年齢が近いと言ったって、干支一回りは違う。もう、世代が違う。
4人体制の事務室。
彼女が一番若手で、次に私。
あと2人の上司。
彼女は、とても仕事ができる。
正確だし、とにかく理解が早い。
今どきの子は、頭がいいと感じた。
しかし、自分の事しかしない。
自分のペースで仕事をする。
こんな事があった。
決裁箱は、彼女からスタートするのだが、
一向に回さない。やっとお昼前に私に回す。ゆえ、肝心の最終決裁者の元に辿り着くのが遅くなる。それよりも自分の仕事を優先するタイプだ。
悪気ないのだ。
ずーっと、それで良し、という世界で育ってきたかのように見えた。
時代なのか?そういう世代なのか?
と、自分なりに彼女を受け入れつつ、
たまに、やんわり注意したり。
ナチュラルな後輩指導を心がけた。
ちなみに、彼女はよく休む。
計画的な休みではなく、当日突発的に。
休むのは権利だし、どうこう言うのもどうかと思っていたが、あまりにも休むのだ。
休んだ日は、私が彼女の分の仕事をしていた。
目の前にある業務は、回していかないと、と思った。担当不在だから回らないってのもなぁ。
良かれと思い、手を出した。
一応、休み明けの彼女には、
アレコレをやりました。みたいな伝達をした。
彼女はそんな「優しい」げんごろうさんが居るから、休んでも大丈夫!って思っていたのではなかろうか。今振り返るとそう思う。でも、その時は、私は必死で何も考えていなかった。なぜなら、私はちょくちょく二人分働いていたのだから。
私が勝手にやっていたこと、ではある。
それが正しかったのか、モヤモヤしている。
別に誰かから、その件を問われたわけでもない。
が、モヤモヤしている。
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