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日本のモノづくりを世界へ。リブランディングで高品質な日本製品の良さを再発見するDOUZO社の想い/Supported by Stayway

Cashidoの写真

シンプルなボックスに目を惹かれる”Casido”の文字。

箱を開けてみれば、おかきや抹茶スイーツ、果物ゼリーなど厳選された
こだわりの日本スイーツやスナックたちに目も心も奪われる。

「Casido ~菓子道~」は日本、しかも知る人ぞ知る通だけがたどり着ける、海外では絶対入手できない高級なお菓子をセレクトし、毎月お届けする新しいサブスクリプションサービス

単にお菓子が届くだけでなく、届いたお菓子にまつわる知識や日本文化・美学の説明もあり、世界中の日本好きにはたまらない設計になっているんだとか。

そんな日本の魅力の詰まったサービスを提供するのは株式会社DOUZO。

高品質な日本の商材を海外の消費者に合わせてリブランディングし、届ける事業を運営している。

「日本人は日本の製品の品質の良さに気づいて、もっと誇りを持つべきだ」と語るのは創業者の上田達さん。

一体どのような背景からリブランディング事業を思いついただろうか。
今回は上田さんにDOUZO社を創業した想いやその先に描く世界における日本文化の未来を伺っていく。


DOUZO社起業の背景

上田さん:
私自身の海外経験をきっかけに起業を決意しました。
海外旅行好きで、よく世界中のあちこちを飛び回っており、社会人になってからは海外赴任を経験。
海外で長期間暮らす中で、日本の製品の品質は自分が思っている以上に賞賛されていることに気づき、それを多くの国内の日本人が気がついてないことを残念に思ったんです。だから、起業をするなら日本の製品を海外に発信することで日本製品の魅力を再発見できるようなサービスをやりたいと思うようになりました。

そんな上田さんは元々は海外で起業することも考えていたという。

学生の時から起業はしたいなと考えていました。ただ海外旅行が好きだから海外で起業したいなと。ただ、就職して海外赴任した時に日本の品質、性能のよさに気付かされて。海外で働き、外から日本を見たことで日本も捨てたもんじゃないなと考えが変わったんですよね。

コロナ禍での方向転換

コロナ前のDOUZO社は似て非なる事業、お土産代行サービスを提供。これは日本の商品が欲しい海外の人に旅人が代わりにその商品を日本で買って、旅行ついでにお客さんに届けるというもの。旅人に代わりに運んでもらうことで、海外輸出のハードルである送料を抑え、安く商品を届けられるのが魅力だった。

しかし、2020年、新型コロナウイルスのパンデミックにより旅行が憚れる世界に。
旅人が原動力だったお土産代行サービスは完全にストップ。
DOUZO社は代わりになる新しいサービスの再構築を迫られた。
苦労の末、編み出したのは越境型ECのプラットフォーム。今のリブランディングサービスとは少し異なっている。

越境型ECプラットフォーム事業の本格化のとき、弊社Staywayの補助金クラウドに依頼し、見事 事業再構築補助金に採択されて4000万円を獲得。

現在そのときと方向性は変わっています。プラットフォームはお金を使うことを前提にしたモデル。お土産代行サービス、越境ECの事業は共に日本のいい商品を「安く」海外に届けることを目指していました。
しかし、事業をする中で、安く売る必要がないことに気がついたんです。日本製品は海外で高い値段であっても買う人が沢山いる。むしろ、日本人はその付加価値を理解せず値付けが下手なのではないかと。そこで、より日本の製品を海外に広めるためのリブランディング事業を始めることにしたんです。

新たに生み出したビジネスモデルに思いっきりチャレンジできたのも補助金があったおかげだと語る。
補助金を活用し、本格的に取り組んだことで世界が求めている日本製品へのニーズの理解が深まり事業をブラッシュアップすることが可能になったのではないだろうか。

コラボレーション:コロナの苦労から見えた新しいビジネスの進め方

リブランディング事業に方向転換してから、ビジネスの進め方にも変化が。

コロナ前は、全て事業を自社でやろうとしていました。
でも、リブランディングに方向性を変えてから他の企業やお店と協力してやるようになりました。
現在は包丁を自社で製作しようとしています。協力することで、事業の領域も広がり、事業拡大につながると思っています。

CasidoもBUYMAを運営する株式会社エニグモとDOUZO社の共同運営により実現したサービスである。

オフィスなし。完全リモート。海外からでもありな自由な働き方。

実はDOUZO社にはオフィスがない。

完全リモートで海外に在住し働くメンバーもいるので、かなり自由な働き方を選択。
一方でどのようにメンバー同士の信頼関係など円滑な仕事の進め方を実現しているのか。

メンバーは十人弱。副業や業務委託も入れるともっと多くなります。
意識しているのは雑談を大切にすること。オンラインでのミーティングで下手すると必要な会話だけしかしなくなってしまいますよね。でもそれじゃメンバー同士の信頼関係は作れない。だからあえて雑談をしています。たまに僕がミーティングで最初の15分くらい雑談をしてることもしばしば(笑)
本当に必要な議題だけ話せば40分とかで終わる時でも予定が1時間なら、残りは雑談します。

効率化が必ずしも生産性を向上させるとは限らない。

自由な働き方でオフィスをなくし、コストをカットする一方、信頼関係の構築のためには雑談の時間を惜しまないDOUZO社のバランスの取れた働き方が現れていると感じた。

DOUZO社で描く未来

最後に、DOUZO社で成し遂げたい最終目標を伺った。

「 日本版LVMHを作りたいと思っています。
LVMHといえば言わずと知れたフランスのラグジュアリーファッションブランドを傘下におく会社。日本でもお菓子、和服、包丁などのコンテンツは天下一品で劣らない魅力があると信じています。
この目標を実現することで、日本人が日本のことをより誇らしいと自負する社会を本気で実現したいです。 

日本版LVMH。
とても大きな目標だが、夢を聞いたとき本当に実現できそうでワクワクとした気持ちになった。
Cashidoに続いて、今は包丁を自社で製作中だとか。
今後世界にまだ見つかってない商品も発信して、
やっぱり「メイドインジャパン」は最高だね
と海外からも日本人からも再認識される、そんな世の中になって欲しい。


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弊社は「中小企業や地域のポテンシャルを解放すること」をミッションに掲げ、補助金・助成金を入り口に様々な企業の経営支援をしているFintech×Govtechスタートアップ。

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