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秋の贅沢フルーツタルト:りんご、洋梨、柿、イチジク、くるみのハーモニー

Gutsヒロです。今回は秋の風物詩を堪能できる特別なお菓子をご紹介します。この秋、自然の恵みをたっぷり詰め込んだ「秋の贅沢フルーツタルト」を作ってみました。りんご、洋梨、柿、イチジク、そして香ばしいくるみがハーモニーを奏でる美味しい一品です。

今回も年齢問わず美味しく食べることができる、レシピを紹介したnoteです。この「秋の贅沢フルーツタルト」は秋の味覚を最大限に引き出した特別なお菓子です。ぜひ、皆さんの大切な人達と共に楽しんでみてください。それでは、美味しい秋のひと時をお楽しみください!


まず、ご報告があります。コングラボードで選ばれました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今週のコングラボード

それからもう1つ報告があります。「栗のソースとブランマンジェ 栗のコンポートを添えて」がフード公式マガジン一覧の「#レシピ 記事まとめ」に掲載されました。noteをやり始めて1ヶ月ちょっとですが、公式に掲載をされたことは私にとって大きな成果と自信になりました。皆様の応援と励ましがあっての賜物です。今後ともGutsヒロをよろしくお願い致します。


それでは今回のタルトの用意する材料を紹介します。

  1. クッキー生地(くるみパウダー入り)

  2. くるみのクリーム

  3. りんごのコンポート(お酒は使わないお子様でも楽しめるものです)

  4. 洋梨のコンポート(りんごのコンポートと同様お酒は使ってないです)

  5. カスタードクリーム

  6. ホイップクリーム(シナモン、カルピスの入った秋のフルーツに合うクリームです)

  7. 生の柿とイチジク(柿は2個、イチジクは大きさによりますが1〜2個。)


まず、前日仕込みしておくと作業しやすく美味しくなる「クッキー生地」と「コンポート」から作っていきましょう。

クッキー生地

*18cmのタルト型での分量です。

  • バター:54g(マーガリンでやる場合は薄力粉20〜30g足してください。)

  • 粉糖:34g

  • 全卵:18g

  • くるみのパウダー:12g

  • 薄力粉:110g


下準備;くるみを160度のオーブンで15分焼きます。そして冷ましてからフードプロセッサーでパウダーにしましょう。(この時くるみを84g焼きましょう。そして54g、30gに分けます。そのうち54gはパウダーにして12gと42gに分けます。30gは割らずにそのまま具材として使います。)

胡桃を焼きます。
くるみを焼いて冷ましたら、フードプロセッサーでパウダー状にしましょう。
このパウダーを12gと42gに分けます。
今回のクッキー生地の材料です。
  1. バターと粉糖を混ぜます(バターが固ければレンジ600Wで10秒ずつかけて柔らかくしましょう。)

  2. 全卵を混ぜます。

  3. くるみのパウダー12gを入れます。

  4. 薄力粉を入れて混ぜます。

  5. ラップに包んで冷蔵庫に一晩おきます。(急ぎの方は冷凍庫でもいいです。)

完成したクッキー生地。柔らかいので冷やして固めましょう。


りんごのコンポート

  • りんご:2玉 

  • 白ぶどうジュース(マスカット):200ml

  • 水:100ml

  • レモン果汁:20ml

  • シナモンパウダー:少々

  • グラニュー糖:130g

りんごのコンポート液の材料です

下準備;リンゴを皮剥いて、カットします。大きさによりますが、1/4個を2当分か3当分にすると、コンポート液に浸かりやすいです。また、お好みで盛り付けしたい場合は好きなようにカットしてください。

  1. 白ぶどうジュース、水、レモン果汁、シナモンパウダー、グラニュー糖を鍋に入れて沸かします。

  2. カットしたリンゴを入れて沸いたら、弱火で優しく煮ます。この時、落とし蓋をしましょう。大体8〜10分煮て、あとは余熱で火を通します。(りんごの種類や熟具合で臨機応変にお願いします。柔らかいけど形がしっかり保つのを目安にします。)

  3. 別の器に入れて一晩浸します。

洋梨のコンポート

  • 洋梨:2個〜3個

  • 赤ぶどうジュース:200ml

  • 水:100ml

  • モナン ストロベリー:20ml

  • シナモンパウダー:少々

  • グラニュー糖:130g

下準備;洋梨のカットをします。皮を剥いて1/4にして2〜3等分にします。サイズが様々だと思うので数と切るサイズは調整してください。

  1. 赤ぶどうジュース、水、モナン ストロベリー、シナモンパウダー、グラニュー糖を鍋に入れて沸かします。

  2. 洋梨を入れて沸いてから硬いものなら15分ぐらい、柔らかいものなら5〜7分煮ましょう。この時落とし蓋をしましょう。余熱も考慮して煮ます。こちらもしんなり柔らかいけど形が保つぐらいにします。

  3. 別の容器に入れて一晩、浸します。

下がりんごのコンポート、上が洋梨のコンポート。煮た後の写真です。


さぁ、前日仕込みは終了です!お疲れ様でした。

では、続きに行きます。タルトの土台を作ります。頑張っていきましょう!

クッキー生地は冷えて固まったでしょうか。麺棒、大理石、強力粉(打ち粉)、フォーク、それから私はタルトピンを使いタルト型に生地を入れました。タルトピンはタルトのふちをデザインする道具です。

タルト生地が型に入りました。冷凍庫に入れます。

さぁ、生地はうまく敷き詰めれたでしょうか。冷凍庫に入れてガッチリと固めていきます。
その間に、くるみのクリーム(クレームダマンドのくるみバージョン)を作ります。

くるみのクリームの材料

  • マーガリン:37g

  • 粉糖:30g

  • 全卵:26g

  • 練乳:10g

  • くるみのパウダー:42g(ここで取り分けておいた42gのくるみパウダーを使います。)

  • くるみ:30g(割らずに取り置いたもの)

作り方。クリーム敷き詰めから焼きまで説明します。焼くところまで来たら200℃にオーブンを予熱します。

  1. マーガリンを柔らかくして粉糖を混ぜたら、全卵、練乳、くるみパウダー42gの材料を入れてしっかり混ぜます。

  2. 冷凍庫でガッチリ固まったタルト生地に敷き詰めます。

  3. 敷き詰めたら、くるみ30gを散らしましょう。

  4. 「200℃」に予熱したオーブンで8分。そのままオーブンに入れた状態で「170℃」に落として22分焼成します。

焼く前の状態。
焼いた状態です。


焼き終わったらタルトを冷ましつつ、カスタードクリームを炊いていきます。そして、カスタードクリームをタルトに流します。

カスタードクリームの材料

  • 牛乳:110ml

  • 卵黄:1個(17gぐらい)

  • グラニュー糖:22g

  • コーンスターチ:6g

  • マーガリン:5g


作り方

  1. 鍋に牛乳を入れて80℃ぐらいに温めます。

  2. ボウルで卵黄とグラニュー糖を混ぜます。

  3. 卵黄の所にコーンスターチを入れて混ぜます。

  4. 3に1の牛乳を入れて混ぜます。

  5. 鍋に漉しながら4の液体を入れます。

  6. 鍋の底が焦げないように、中火ぐらいでカスタードクリームを炊きます。

  7. 6の鍋にマーガリンを入れます。

  8. タルトに流します。綺麗に平らにならします。

  9. ピッタリさせるようにラップして冷蔵庫に1〜2時間入れます。

仕上がりはこんな感じです。


カスタードクリームが冷えて固まりましたか。
それでは仕上げに行きましょう!

まず型からタルトを取り出して、お皿に乗せます。

それでは、ホイップクリームを作りましょう。普通のホイップクリームでもいいですが、Gutsヒロの特製クリームを紹介します。

ホイップクリームの材料

  • ホイップクリーム:200ml

  • グラニュー糖:10g

  • カルピス:30g

  • シナモンパウダー:お好み(私はティースプーンでスプーンの広さの1/3ぐらいシナモンパウダーをすくって入れました。)

  1. この材料を全部入れて9分立てにします。(絞りのデコレーションするときはその分取り分けてください。)

  2. クリームを100gと「その他全部」に分けます。(その他全部は絞ったりして使います。)


ホイップクリームが完成したら冷蔵庫に入れましょう。
次にフルーツを切ります。

  • 柿は1/4を2〜3個にくし切り。

  • イチジクは今回は縦に6等分にしました。


さぁ材料は全て揃いました。もうひと頑張りです。トッピングしましょう!


トッピング材料とタルトです。


取り分けて置いたホイップクリーム100gをタルトに乗せてドーム状になるように塗りましょう。

こんな感じに塗ります。パレットナイフと回転台があるとやりやすいです。


では、デコレーションしていきます。ベースとなる盛り方はこんな感じです。エレガントにリッチに乗せましょう!(挑戦者は好きなように盛ってみましょう)

フルーツタルトの盛り付けのコツはエレガントに大胆にです!

ここでナパージュを塗りましょう。加熱用でも非加熱用でもいいです。

もしなければ、マスカットのコンポート液70mlとレモン果汁30mlを鍋に入れて沸かします。そこに混ぜ合わせたグラニュー糖5g、ペクチン5gをコンポート液に入れてしっかり沸かしてトロミをつけましょう。加熱用ナパージュの代用品になります。少し冷やしてから使いましょう。

最後に、ホイップクリームを6箇所絞り、カットしたイチジク乗せて、イチジクにもナパージュをつけて完成です!

こちらが完成品です。


カットした映像です。ソースは赤ぶどうのコンポート液をコンスターチでとろみをつけて絞りました。

ちなみにカットする時は、例えば6等分なら私の場合、タルトの波波が52個あります。6等分の場合、約8〜9波なのでそこにナイフで印をつけます。あとはトルテカッターという道具もあります。これらの方法で等分しましょう。

また今回の盛り方の難点はカット方法です。タルトの中心を決めて、ペティナイフを縦に持って上下に動かしてフルーツだけを切ります。なるべくゆっくり進むように進めば崩れず切れると思います。けど、ある程度、切れるペティナイフを推奨します。そして、切ったフルーツに沿ってタルトの土台を切れば綺麗にカットできます。


それでは、実食します!

まず、ホイップクリームですが、カルピスのほのかな酸味とシナモンが香る、リッチなクリームが秋のフルーツにとても相性がいいです。上に乗ってるイチジクはぺろっと食べちゃいました。(笑)リンゴのコンポートと、洋梨のコンポートは個性が引き立ち、上品な味わいに仕上がっています。本当に美味しいコンポートです。柿はクリームと一緒に食べました。柿とクリームの相性もいいです、柿の新しい食べ方かもしれませんね。そして、タルトの土台はくるみをふんだんに使った、くるみのコクと香ばしさが広がり、秋を感じる味わいになっています。食べ進むほど沢山の秋の味覚が楽しめる、秋の贅沢フルーツタルトでした!



あとがき


今回の「秋の贅沢フルーツタルト」のレシピを共有できて、とても嬉しく思います。秋という季節は、自然が豊かで実りが沢山ある、私たちに感動をもたらしてくれる季節です。このタルトはそんな秋の美しさと風味を味わうことのできる、私の愛するレシピです。

食材の選び方、料理の手順、そして最終的な一口を楽しむ瞬間まで心を込めて料理に向き合います。このタルトは、私の心からの贈り物です。秋の美味しさと温かさを感じながら、大切な人たちと楽しみいただけたら幸いです。

最後まで、私のnoteを読んでくださり、本当にありがとうございます。これからも様々なレシピや料理の楽しみ方を共有していきますので、ぜひまた遊びに来てください。

Gutsヒロ

今回の主役たち

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!とても嬉しいです♪ これから更新して頑張って参りたいと思いますので今後とも宜しくお願い致します!