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大異変! 千葉県公立高校入試

2023年 千葉の異変はあるか?


もうすぐ受験シーズンです。2022年の高校入試は、すでに終了しました。一部、公立高校の二次募集などがありましたが、すぐ結果が出ました。今回の入試を総括すると、大異変の言葉につきます。なぜなら、公立高校の募集では、定員に満たない、倍率1倍以下が続出したからです。

理由を受験関係者に聞くと、2021年度より新入試制度が採用され、以前は「前期/後期」の2回で実施されていた入学者選抜が1回のみとなりました。1回受験のみとなったことで、自分の成績に見合った慎重な高校選びが進んだこと、合格を求めて私立高校に受験生が駆け込んだこと、授業料の減免が進み、私立志望者が増えたことなどによる、と言われています。


今後は、様々な観点から今後の公立高校受験の動向や生徒や保護者への影響について細かく分析していきたいと思います。このことはとりもなおさず、上位校と下位校が大きく差をつけることに結びつきました。つまり難関高校と偏差値の低い簡単な高校との差が大きく開く結果となったのです。

公立、私立で少子化の影響は違う


よく考えてみればこのことは千葉県に限ったことではないでしょう。全国的に公立高校の数は決まっているため、人気が集中する高校とそうでない高校との差が大きくなっていく結果となっているでしょう。私立高校であると経営的に入学者数が減れば、大きな問題となりますが、公立高校の場合はそれほど大きく取り上げられる事はありません。



倍率の高い高校と低い高校の差が大きくなることは、受験生にとって良いことなのかどうか。あるいは保護者にとって、あるいは塾業界にとって。少子化の問題は様々な所に影響を及ぼしていると考えられます。