見出し画像

女は賢くなればなるほど幸せが遠のくってよ


「女は賢くなればなるほど幸せが遠のく」

この言葉に出会ったときにはもう、学歴を積み上げ、将来のキャリアの展望もあり、私はもう引き返せないところにいた。

別に今も後悔はしていないけど、なんでこんなに考えることが多いんだろう。

恋人と一緒に暮らせるのはいつになるか分からない。
院卒で社会に出たら24歳。そこから新人の期間下積みしてたらあっという間に20代後半。やっと仕事が手についてきたと思えば子供を産めるタイムリミットが迫ってくる。

自分のキャリアは捨てて恋人についていく人生もあったのかもしれない。でも、他人のお金に頼る人生なんて、私には地獄としか思えない。それに、人の気持ちよりも自分の知識やスキルの方がよっぽど信頼に値する。

そう思ったから勉強を続ける道を選んだ。

でも、今の恋人が私の元を将来去ったとして、別に男じゃないからお金持っててもモテないし、若くて可愛い子はどんどん後から出てくるのに、これが焦らずにいられるかよ。

しかし、よく言われるように人は、悪いことが起こったときよりも悪いことが起こるかも?と思っている方が恐怖の度合いが大きい。
実際、行動経済学でも人は未来の損失を多く見積もることが分かっている。
だから、この不安もきっと実際の物理的大きさより大きいのだ。そう信じたい。

院生の人が同じ立場で不安と苦しさを語ってきた時、一瞬救われた気持ちになったのに、その人が既婚だと知って、余計に苦しくなった。

どんなに不安でも家に帰ったら配偶者が待ってるんでしょ?もう選ばれた側の人間なんじゃん。この孤独感があなたには分からないでしょうよ。

必死にこんなはずはない、いずれ報われる時が来る、と走り抜けてきたけど、本当にそうなるだろうか。

弱音吐いて依存したら嫌われるし、表向きは自立した強くて賢い女でいなければ誰からも愛されることはない。

弱いから誰かに頼りたいのに、頼ると人は離れていってしまう。

どうすればいいのかね。こういうところにクソみたいな文章書いて、酒飲んで、シーシャ吸って、1日が終わって、明日が幸せであることを祈るしかないけれど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?