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自分を持っていたい人に、自分を持たない人のことは永久に分からないだろう。

2020/11/12

【「自分」を規定してくる人を宥める】

最近、数分の会話で「僕」を規定してくる大人によく遭遇する。

そこで、
「僕」は「僕」を持っているのかという疑問が生まれた。

基本スタンスとして、「僕」は「僕」はないと思っている。

だから、「僕がやりたいこと」とか、「僕が考えてること」とか、そういう言葉がよく分からないのだ。

果たして自分の行動が、誰が誰のためになんでやってるのか、そんなことは自分でもよく分からないのだ。

よくこう言ってくる大人がいる。

「それは、君が思ってる事だよね?」
「それは、君がしたいことだよね?」

こんな言葉に自分は、「はぁ…」としか答えられない。目の前の事象も世の中の事象も全ては、もっともっと複雑で、自分の思考も、自分の行為も、たった一人の思考でも行為でもあるはずがない。

「自分」を確かに持って生きることに満足してる人々と、僕の間には大きな違いがある。

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