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ただの呟き。糖尿病治療で思い当たること。

こんにちは、勉強が趣味の「スタ趣味」です。


今日はこれから糖尿病の研修講義が始まります。


まだ時間があるので、とりあえずペンを走らせている状態です。


糖尿病治療の実態


糖尿病ということでまず、何か語るとすると、

糖尿病専門医とそうでない医師との間に

治療方法にかなり乖離があるという点です。



経験上、治療に必要な指標管理には、
かなりばらつきがあるように思えてなりません。


血糖やHb A1cのコントロール管理には目を見張るものがあり、

・HbA1cが10付近でも「DPPP4Iのみ処方」
・患者が嫌がるのでインスリン注射はしない。


なんて症例も意外と多くて
びっくりしたのを覚えています。


ま、新人時代の自分は、知識も経験も浅く
そんな症例を見ても気に求めませんでしたが、


やはり糖尿病について深く知っていくと

「早期にコントロールする方が絶対にいい!」

思うようになりました。


私は以前、糖尿病専門医の病院前で勤務した経験があるので
余計にそう思うのでしょう。


その時の経験で

・糖尿病治療薬の使い方
・どういう治療方針や考え方を元にして処方設計されているのか

など深く糖尿病の治療を知ってしまいました。


故に

専門医ではない一般的な開業医内科の処方を見ると、やはり驚いてしまいます。


例えば、糖尿病専門医の基準で見れば

「明らかに教育指導や入院を施すべき症例水準」

であったとしても長年放置されている症例かなりあります。


確かに糖尿病というものは


「ある一定までは自覚症状がほぼない」


と言っても過言ではないため

患者さん自身も特に問題視していないことも少なくありません。

「医師が薬出している薬を飲めば良くなるんだろう」

って感覚の人が大半です。


でも、患者さんから話を聞くと
医師が提案していないケースも実は多いのです。



医師も患者も自ら情報収集しようと思えば
いくらでもできる現代においても

臨床現場では、昔とさほど差がないと感じています。



一般薬剤師ごときに何ができる

とまあ・・・
ここまで読んだだけでも

処方権限もなく、社会的にも医師よりも下に位置する
ただの一般薬剤師のくせにおこまがしい。


そう思う方もいるかもしれません。

自分でもそうは思います。


結局、現場で治療を決めるのは医師ですからね。


ただそれでも
実際に関わった方には、


・糖尿病の予後や甘く見ない方がいい。
・確実な治療法・食事法で改善できる。
・自覚症状出る前にやるべき。


ということを伝えるよう努めています。


その際に少しでも、
相手に科学的に理解し納得していただけるよう


今日これから始まる講義も
集中して学び、生かしていこうと思います。



特段、たいした記事にはなってないですが、
ま、思うことを綴ったまでですので、お許しを。


みなさんも充実した週末をお過ごしくださいね。


ではでは、行ってきます!

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