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不登校時代の私を救ってくれたもの

こんにちは、あかりです。

今回は、私が不登校だったときに私の心を救ってくれていた娯楽について話します。

私は高校2年生の秋から不登校になり、高校3年生を2回しました。2回目の高3は通信制でしたが、大学進学者はほぼ毎日キャンパスで授業があったので、なるべく通ってました。が、最後の方はあまり通わずに、自分で勉強してました。

不登校の時期に私を元気づけてくれたものは、音楽、映画、お笑いでした。なぜ本が入っていないのかというと、私は心が落ち着いているときじゃないと読書できないタイプだからです。

音楽はウォークマンに、妹が持っているCDやYouTubeから曲をダウンロードして聞いていました。むかし聴いたり嗅いだりしたものって、それを再度聴いたり嗅いだりすると思い出を想起させることも多いと聞きますが、音楽は本当にそうだなと感じました。

今でも昔聴いていた曲がかかると、「あ、これ不登校のときに聞いてた曲だ」ってすぐに思い出す気がします。だからって、辛い気持ちまで思い出すわけではないので、今ではそれらの音楽も普通に聴けています。

映画はゲオから借りてきたDVDをひたすら観てました。私がインディー・ジョーンズやスターウォーズ、パイレーツ・オブ・カリビアンを好きになったのもこの時期です。ハリソン・フォードにハマったり、ジョニー・デップにハマったりしてましたね。

でも、実は映画は観たあとの絶望感がすごいです。絶望というと大げさかもしれませんが、「私何してるんだろう」とか「今この瞬間にも、同級生はちゃんと勉強してて、どんどん置いていかれてるんだろうな」って思ってました。映画観てる間は忘れられるけど、観終えたら気持ちがどんより沈むことが多かったです。

不登校の時期に、『うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた』という本を読みました。これはうつになった筆者が、気持ちが鬱々としてきたときにいろんなことを試し、それが鬱々した気持ちの改善にどれくらい効果があったか、また、その行動をする難易度はどれくらいかで地図を作ったという話です。

たとえば、鬱々としてきたときに「テレビを見る」をおこなった結果、気持ちが少し回復し、難易度もそれほど高くない、ということをメモします。映画に関しては、筆者も私と同じように「観ている間は没入感があり楽しいが、その分観終えたときに現実に引き戻されて苦しい」というようなことを書いていました。それに比べて「テレビであれば、没入感がそこそこしかないのがむしろ現実とギャップを作り過ぎなくて良い」とあり、大変共感しました。

ほかにも、旅行、筋トレ、友人と遊ぶ、散歩、日記をつけるなどなど、様々なことを試し、その効果と難易度をメモし、最終的にマップにまとめています。おもしろいし共感できる部分も多かったです。興味のある方は、ぜひご一読ください。

お笑いに関しては、本当に芸人さんに感謝ですね。やっぱり笑える余裕があるときは笑った方がいいですね。お笑いって、必ずしも声を立てて笑う必要はないと思っています。心が喜んでればそれで最高なんじゃないかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

サポートしたいと思ってくれて、ありがとうございます!もし「こんなこと書いてほしい」があれば教えてくださいね!