女の子にペンがたくさん必要なワケ

こんにちは、あかりです。
さきほど、父と妹の間で、こんなやり取りがありました。すでにたくさんペンを持っている妹が、「新しいペンがほしいの」と言うと、父が「たくさんペンが必要ですな」と皮肉のような呆れたような口調で言ったのです。

私は声を大にして言いたい。文房具で心を潤してる女の子は、たくさんいるんだぞ！なぜ彼女たちにはかわいい文房具が必要なのか。今回はそれを考察します。

なお、この記事では都合上、「女の子は～」、「男の子は～」と男女を比較することがありますが、もちろんすべての女の子／男の子に当てはまるわけではありません。

⑴記録するのが楽しいから

まず、一部の女の子は記録することが好きです。それは日記であったり、食事や訪れた場所などのライフログであったり、触れた本や映画の記録であったりします。

記録を残すことには、いくつかの利点があります。

・楽しかった／嬉しかった思い出が、記録することでよりいっそう心に残り、思い返すたびに幸せな気持ちになる。
・たくさん文章を書くことで、文章力や表現力が上がる。
・マステやシールなど、かわいい文房具に触れることで、幸福感が高まる。
・かわいくデコったノートを後で見返すのが楽しい。
・記録した内容は、自分の今後の目標を立てるのに役立つ。
・自分の体調の変化に気づける。

このように良いことづくめです。また、スマホなどの電子機器から離れる時間を作ることができるのも良いですね。ご存じの通り、スマホをやり過ぎると、体が凝ったり、脳や目が疲れたり、精神的に疲れたりしますから。

ここまで読んで、「でも、記録するだけなら黒のペン1本か、せいぜい3色のペンがあれば足りるのでは？」と思った男性陣もいるかもしれません。それが正しいかは、次の⑵を読めばわかると思います。

⑵女の子はカラフルなものが好き

まず、男性よりも女性のほうが、より細かく色の違いを見分けることができるといわれています。男性にはどれも同じに見える5つの色が、女性には全然違う5色に見えるのです。

また、一般に男性は形に目が行き、女性は色に目が行くという話もあります。例えば、自動車の形は女性にとってはどれもあまり変わりませんが、男性にとっては1つ1つ違うように見えるのでしょう。あるいは、口紅の色は男性にとってはどれも同じに見えるけれど、女性にとっては1つ1つ全然違います。

そういうわけで、女の子は一般的に色がついたものが好きです。それぞれ好きな色がいくつかあると思います。もちろん最近では、持ち物や服をあえて同系色のみで揃えることも流行っていますから、すべての女の子がカラフルが好きなわけではありません。

しかし、文房具が好きな女の子の大部分は、様々な色のマステやシール、ペンを集めることが好きなように見えます。ページごとにテーマカラーを変えてデコを楽しむ人も多いはずです。これは、女の子にとってはどの色も全然違う色に見えているからであり、なるべくたくさんの色を使えた方がウキウキするからでもあります。ペンが3色しかないのでは物足りない、と感じる女の子も多いというわけです。

⑶文房具を「買い集めるだけ」という選択肢

ちなみに、私も文房具を購入することは好きでした。しかし、買ってもなかなか使わないことも多いため、これはお金の無駄遣いなのではと思っていました。そんななか、あるツイートに出会いました。はっきりとは覚えていないのですが、

文房具は使わないともったいないなんて言われたくない。どうしてフィギュアやプラモデルは集めるだけで許されるのに、文房具は集めるだけでは許されないの？

といった内容でした。これを見た私は、目から鱗でした。「そうか。文房具は買ったら必ず使わなければならないという思い込みが、私を苦しめていたんだ。ここで、新しい価値観を取り入れてみよう」と思いました。

よって、ここに宣言します。

文房具の楽しみ方は、使うだけでなく、集めたり、眺めたり、人と交換したりすることも含みます。自由に楽しみましょう！

⑷最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました！最後にこんな説もご紹介しておきます。男性は、1つの大きなことを成し遂げることに喜びを感じる。女性は、毎日少しずつ、好きなものに触れたり、ちょっとしたご褒美を自分に与えたりすることに充足感を覚える。

今回は便宜上、男性は～、女性は～と分けて書きましたが、もちろんそうではない男性／女性もいると思います。いちばん伝えたかったのは、「自分とは違う価値観を、理解できなくてもいいから、認めて、受け入れよう」ということです。その方が、相手も自分も気持ちよく過ごせますよね。あなたが、そしてあなたの周りの人が、より柔軟に、しなやかに生きられることを願っています。