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【#1138】えーっと、なんて検索すればいいんだっけ?

2023.11.29 えーっと、なんて検索すればいいんだっけ?

この記事は、 アマチュアミュージシャンを
プロに育てるオンラインサロン
【HARK Startup Boost 】(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)にて
書かれた内容です。

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新しい試みに関する情報や
プロセスエコノミーについてなどの
お話を毎日お届けしています。


本日の過去記事です!

【#879】「壁」のお話



おはようございますー

いい天気ですねぇ
やる気が出てきます。

なんか
スタートアップブースト全体的に盛り上がってきている感じもありますし
年末だからドタバタでトラブルもたくさん起きているようですし
なんか活気があっていいですねぇ

大きなライブも続きますが
皆さんはしっかりと
スタートアップブーストの仲間のライブの応援。

そして
そこからの自分への流入。

しっかり頑張っていきましょー



さて
先日のワークショップから

「アマチュアミュージシャンへの新規の流入は
どこからどのように入ってくるのか?」

ということを
具体的に全て書き出して
明確にするような
そう言うアプローチはとても意味がありますよ、という
そんなお話をしていましたが




今日は
「インスタ」
のお話です。




皆さんは普段

「1待受型」
「2能動的な声かけ」

という2種類のアプローチを使って
SNSを動かしているわけですが


1
で特に強いのがインスタです。


では
このインスタは
「どのように使われているのか?」
という
新たなワークショップのタネになりそうな内容を一つお届けしようと思います。

まずは
「飲食店」
で考えてみましょう。



皆さんは
「パスタ専門店」
を開いています。

インスタで集客を伸ばそうとして
毎日写真をあげたりして
投稿を充実させています。

これ
「1待受型」
のアプローチですよね

この待受型の場合は
お客さんはどこから流入してくるのでしょうか?

これを具体的に追いかけてみましょう



まず
「なんか流れてくる」

これが1番初めですね。


皆さんは
「知らないパスタ専門店」
を検索して探し当てることはできません。

中には
パスタ専門店が好きで色々と検索してたどり着いた。
という人もいるかもしれませんがこれはかなり間口が狭く、
確率が低いですね。

また
近くに住んでいる、通勤で通る、などの立地的な要素とか。


これ
「ターゲッティング」
と言います。


皆さんはまず
「パスタが好きな人」
「近くに住んでいる人」
と言う風に

「当店に興味がありような人」
に対して
自分のお店の情報を届けなければなりません。


はい。
ここ重要。


皆さんは
「パスタ興味ねーよ。」
という人に情報を届けても意味がないですし
「そんな遠いところまで行かねーよ」と言う人に情報を届けても意味がありません。

この
「ターゲッティング」
をしっかりとやらないと
皆さんが一生懸命宣伝しても
パスタを買ってくれる人は永遠に現れないことになります。

ここが
待受型の難しいところですね。

これそのまま
「アマチュアミュージシャン」
に置き換えてみましょう。



例えば
「ミズカちゃんの赤羽のライブにあと100人動員したいよ!」
と考えた時に

「現地100人」
という目標を立ててしまうと

・そもそもここ数ヶ月以内で50~300キャパくらいの小さなライブハウスに行っている
・すでにアマチュアミュージシャンを応援したことがある
・スケジュールを調整しやすい職業である

こういう条件がついてしまうわけですね

そもそもアマチュアミュージシャンの「現地を見にくる人」というターゲッティングが
かなり少ない層に向けてのアプローチであることが
ここでわかると思います。


では
飲食店に戻りますね


パスタ屋さんは
「パスタに興味があってご飯に行きたい人」
をターゲッティングして
その人にこの情報を届けることをしなければならないわけです。

例えば
Google検索
インスタのおすすめ

こう言うものを使って広告的にたくさんの人に手当たり次第投稿を見せて
「興味を引く人」
をできるだけ多く掴む。

これがインスタのアプローチですね

もちろん投稿の写真を素敵なものにしないといけないですけど

そんなことよりも
検索してどう言う風に出てくるか、とか
どう言う投稿のおすすめに関連付けられるかとか
こう言うものの方が大事なわけです。

この辺はプロの領域ですね
この辺りをやりたい人は
オーナーまで連絡ください。
事業としてやってますので。笑


しかしですね
この部分を個人でやるのはかなり厳しいので
ここで登場するのが

「友人のおすすめ」
つまり
「シェア」という考え方ですね

Twitterでいうとリツイート。


ここが
SNSが反映した特徴の部分です。


皆さんの投稿が例えば
「イマイチ」
だったとしても
友人は拡散に協力してくれる。

こう言う風にして
友人のパスタ屋さんがオープンしてたから食べに行ってきた!
みたいな投稿が完成するわけです。

これがかなり重要で
ターゲッティングしているわけですね


ここは「1待受型」よりも
「2能動的な声かけ」の方が近いアプローチになります。


こう言う風にして
パスタ屋さんは
自分たちの投稿を拡散しているわけですね

まずは友人に食べにきてもらい
その次は来たお客さんにプレゼントを渡して投稿してもらい
情報を「自分ではない人の発信」として検索されやすいものにしていくわけですね。




はい
では
全く逆の方向性から考えてみましょう。




皆さんは
「お客さん」
です。

お客さんはこのパスタ屋さんのことを
「どのようにして」
見つけ出すのでしょうか?

これを具体的に考えてみましょう。

まず
見つけられません。

だって流れてこないから。笑

まずあなた「パスタ」って検索します?
しませんよね。笑

しないんですよ。
世の中の人たちは
ほとんどが
「情報弱者」
ですので

この「検索技術」がめちゃくちゃ低いんです。

ひどい人は
「この後ランチ」
とか検索してます。

で、
バカな人たちがたくさんいるので
「新宿ランチ」
とか検索しまくり

それで引っかかった人たちだけが永遠に検索されつづける。

という
こう言う構図です。

皆さんのパスタ屋さんは出てこないんですよね


しかし
なぜか
「タイムライン」
はみてますよね。

みなさんの
インスタ開いたら1番初めに出てくる画面です。

それ。

それって
「友達の投稿」
が出るようになっているんですよ。

ですから
皆さんの情報が1番出ないといけないのはここだと言うことになります。

だから
知り合いの紹介が強いんです。

だから
エセインフルエンサーみたいなことをやる人がたくさん生まれるんですよね


皆さんは何を検索するわけでもなくて
何気なく
「友達の投稿」
をみています。

ここで出てきた友達が食べているパスタ専門店が
たまたま偶然自分の家の近くにあると
いくわけですね。

たまたま今度新宿で友達と会う
たまたま用事があって新宿に行く
通勤で通る

こう言うものと組み合わさって初めてパスタ屋さんの記憶が残ります。


はい。
ではこの後
どうします?

皆さん多分
「いきなり予約する」
ってことはないと思うんですよ。

おそらく
スクショか
ノートにリンクをコピペしたりして
そのまま忘れますよね?



次は
「思い出し」
です。



皆さんはこのパスタ屋さんに行くまでに
「一度忘れてもう一度思い出し、検索し直す」
という行為が挟まれます。


ここ
知らない人がめちゃくちゃ多いです。
ポイント。


皆さんは3ヶ月後に
「あ、今回新宿で用事があるな、たしかなんかパスタ屋さんがあったような…」
と、
こういうふうに情報を
「売る覚え」
した状態で
皆さんは検索するんです。


ここがポイントですよ


「うる覚えのまま検索する」
です。

ここポイント。



なんとなーく
「新宿 パスタ エビ」
とか
投稿はもう流れてしまっているので友人のインスタをみても見つかりません。
リンクはメモなのでどこに何があるのかわかりません。

友達の投稿を記憶の中で探しながら

友達が歌舞伎町にあるって言ってたように気がするなぁ…
「歌舞伎町 パスタ」

大きなエビが写ってたような気がするなー
「歌舞伎町 パスタ エビ」

この辺りで
出てこなかったら諦めます。

わざわざ友達に聞くほど気になってもいないし
別にラーメン食って帰ればいいや
と、こうなってしまうわけですね。


はい。
だから「検索されやすくしておく」というアプローチが必要になります。


しかもですね
これ
「Google検索」
でやる人が多いんです。

インスタの検索じゃないですよ?

はい
こういう風にですね
パスタ屋さんに行くお客さんは
どれだけ頑張っても
このパスタ屋さんには辿り着けない。

ということがわかると思います。




整理してみましょう




「1待受型のアプローチ」

店側
・投稿やおすすめでは新規をつかめない。とてもたくさんの人に情報を届ける必要がある
・友達経由でどんどん投稿を「拡散」させる必要がある
・その後に「ターゲッティング」がはまった場合に店に来る可能性が出てくる

お客さん側
・広告は見ない
・友達の投稿は見るけど覚えてない
・売る覚えで検索
・検索して出てこなかったらすぐに諦める



こんな感じですかね


これそのまま
「アマチュアミュージシャン」
を主語にして読んでみてください。



皆さんのことを
「売る覚えで検索」
しますし
友達の投稿なら見るし
ターゲッティングが狭い。

この辺りは
アマチュアミュージシャンの情報拡散にも同じことが言えますね。

皆さんはスタートアップブーストの方式に則って
「2能動的な声かけ」
をすることで
チケットをたくさん販売できているわけですが

今までのみなさんや
世間のアマチュアミュージシャンのように
「1待受型」
での宣伝活動を一生懸命にやっても

全くチケットが売れず、ファンが増えず、
ストリートライブに毎日行く。
みたいな。

こういう人たちが
「なぜ売れないのか」

理由とともに理解できると思います。


いかがでしょうか?




さて
それではですね

今日お話ししたこれらのことを今度は
「主語をアマチュアミュージシャンにして」
繰り返しお話ししようと思うんですけど

そうしてしまうととんでもない量になりますのでね
これは明日やってみましょう。



というわけで
本日はここまで。

本日お話しした通りですね

みなさんは
「検索される」
わけですから

そもそも「検索しやすくしておかないといけない」わけですが
検索されてもなんも出てこないんじゃ仕方ないですよね

そんな時に皆さんに必要なことは
なんでしょうか?



はい
筋トレですね

今日も投稿
明日も投稿。
物量が正義。

これが筋トレです。



皆さは今日もしっかりと

1待受型
2能動的な声かけ

のアプローチ両方をやっていきましょう!



いってらっしゃい!


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