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人間の行為。社長はノートに書きなさい。

皆さんは苦しくて、這いずり回って復活したことがありますか?
 私は、当たり前ですが山ほどあります。

 一番苦しいのは嘘を言われることです。人が介在するビジネスには、多少のズレと言うのが発生します。その為に、お互いにこうやっていきましょうと契約書に記載して結ぶわけです。
 しかし、その結んだ約束でさえ守らない事や、送った契約書の文面が変わって帰ってきて報告を頂けない…なんて事も多々ありましたが、一番苦しいのが、「裏切り」です。

 裏切りって、本当に恐ろしいです。
 思っていたが、実は違っていたなんて話はよくあります。助けてと言われて助けたら裏切られる…これも本当に辛いです。諺が好きなので例えますと「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を体現するような、助けられたらさっと別会社へ行き、助けられたのは自分の能力のように言う人すらいます。

 共通していう単語が「助かった」なんです。本来は「助けてもらってありがとう!」が正しいと思います。

 人を選ぶようになるわけです。裏切りなどは心に恐怖として残ってしまう行為ですから、二度と同じ思いをしたくないから付き合う人を選ぶようになるわけです。

 話を聞いてもらうだけで自殺をとどまった人も居ます。それくらい、コミュニケーション自体がとても大切です。そのプラスのコミュニケーションを使って、負を相手に背負わせる人が居ます。

 レ・ミゼラブルのパンを盗んで19年の投獄…という話の序章ですが、貧困からの窃盗ならば情状酌量も…こういう事があるから裁判がなくてはいけない。しかし、私腹を肥やすために細かい嘘を混ぜていくのは、良くない。

 お金は元来、感謝の副産物だったはずで、いつからお金をもらう事が大切になったのでしょうか。資本主義としてお金は大切です、しかし裏切ってまで手に入れたいものなのでしょうか。ビジネスの得意、下手、向き不向きはもちろん発生するので、貧富の差が出るという事があります。

 企業なり私たちが、どのくらいの人たちに喜んでいただいているか、その結果がお金として表現されているのではないでしょうか?

 裏切ってまで、手に入れたいものって何でしょう?

 商売はお客様があってのものです、お客様が使っていただいたり、来ていただいたり、買っていただいて初めて収入になります。

 そんなお客様をもっと喜ばしたいと思いませんか?
 私が考えるビジネスは、お客様にお金を払ってでもいいと思ってもらえる、サービスやプロダクトを使っていただくことです。
 
 


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