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「StartPass無しで資金調達はできなかった」投資家とのつながりがほとんどなかったタッチスポット社が資金調達に成功できた理由

トップセールスの商談を、Web上にインタラクティブな商談体験として再現することで、URL一つで人間に代わって営業活動をサポートするプラットフォーム『CEOclone』を提供するタッチスポット株式会社。

サービスリリースから多くの企業に導入されていましたが、資金調達には苦労しており、ベストマッチな投資家を見つけられずにいたとのこと。そんなときStartPassを知り、利用を開始。タッチスポット社にとってベストな投資家と出会うことができました。

また代表取締役社長の水嶋泰一さん自身、投資家とコネクションを作る機会が少ないことを課題に感じていたそう。StartPassに投資家を紹介してもらうことは、資金調達活動を効率的に進める上で、とても役に立ったと語ります。

StartPassを導入したきっかけや、実際に使ってみての感想などを代表の水嶋さんにインタビューしました。

CEOclone 


投資家とコネクションを作る機会が少ない自分でも、StartPassなら機会を作れると感じた

ーー水嶋さんがStartPassを知ったきっかけや、導入しようと思った理由は何でしたか。

当社の投資家に紹介してもらい、詳細を聞いて「導入しない理由がない」と感じました。理由として、まず格安の月額金額で投資家たちとつながれることはもちろん、AWSやNotionが使える特典まで付いてくることが挙げられます。本来なら特典だけで数十万円をとってもおかしくないと思います。

それから、弊社はこれまで投資家とのつながりがほとんどなく、私自身も投資家と交流したり、情報交換したりといったことを積極的にしてきませんでした。しかし、投資家とつながらないことで自社にとってのチャンスを逃すのは惜しいと、ずっと考えていたのです。そんなときにStartPassのサービスを知り、これなら自分でも投資家とのコネクションを作れるかもしれないと感じて導入しました。

ーー実際にStartPassを使ってみての感想をお聞かせください。

StartPassを通じてVCとつながり、投資をしてもらえたことは期待以上の結果だと思っています。出資いただいたVC以外の投資家の方々とつながりができたのもStartPassのおかげです。導入前に想定していた以上の効果があったと感じています。

またStartPassの担当者から「このVC・投資家さんにアプローチすると良いと思います」と情報提供いただけたことも、とてもありがたかったです。私自身、狭く深く人間関係を構築するタイプなので、誰にでも手当たり次第に声をかけるということはしたくありませんでした。そのため、StartPassさんからおすすめの投資家さんを紹介してもらうことで、私の性格的にもピッタリな資金調達活動ができましたね。

ルーチンになりがちな初回商談を無くし、商談を効率化することを目的に『CEOclone』を開発

ーー改めて、『CEOclone』を開発した経緯を教えてください。

2017年ごろからインタラクティブ動画の制作事業を開始しました。このインタラクティブ動画を数百社に提案しながらマーケティングコンテンツを作りつつ、マーケティングコンサルをやったり、広告運用をしたりしてきたのが弊社です。

受託制作をする中、成約につながらないアポイントが増えていたことに課題を感じました。、以前の私は「アポイントの数を増やさなければ成果にもつながらない」という考えがあったのですが、「本当にアポイントの数を増やすことは効果的なのだろうか」と考え直しました。

効率的に成約を獲得するのであれば、人力でアポイントを取って商談するよりも、WebマーケティングでWebサイトに集客して、サイト上のコンテンツを見込み客に見てもらって受注するのが効率的だと思います。しかし、弊社ではできていなかった。それはなぜかと考えてみたところ、Web上のコンテンツはパーソナライズされておらず、お客様自身に合ったサービスなのかが分かりにくいからではないかと思ったんです。もしインタラクティブなコンテンツかつ実際のリアルな商談のような状況をWeb上で作り出すことができれば、商談で相手に見せる資料やLPをアップグレードでき、今まで人間がやっていた初回のサービス説明などルーチンに近い商談は無くせるだろうと考えました。

大袈裟に言えば、従来の初回商談がなくなって、相手が自社サービスに興味を持った状態で始まる、2回目以降に行っていた商談を最初に持ってこれるだろうと思いました。そこで生み出されたのが『CEOclone』です。

ーー『CEOclone』はどんな企業で、どのように使われているのでしょうか。

主にBtoB SaaSのエンタープライズや、急成長中のベンチャーなど、多くの企業で導入が進んでいます。導入理由としてはさまざまありますが、商談時間の短縮と受注までのリードタイムを削減したいという声をよくいただきます。CEOcloneの導入により、初回商談時により深い内容の話が可能となり70%の受注が初回商談のみで完結するというケースも出ています。
また、すでに認知が取れていて問い合わせが多く来ている状態の企業様にも効率的に商談ができるようになったとご好評いただいています。
現状、リード捌きを効率化したい場合、「人を雇うしかない」と考えている企業が多く、リードを効率的に捌けるツールはあるかというと、具体的なツールを思い浮かべられる人は少ないと思います。そこで、私たちはリード捌きの分野に力を入れているのです。

StartPass無しでは資金調達はできなかった

ーー『CEOclone』はリリース当初から多くのユーザーがついて、成果も出ていた印象です。StartPassを利用しなかったとしても資金調達はできたようにも感じますが、いかがでしたか。

いえ、StartPassは弊社の資金調達に間違いなく必要でした。資金調達を進める上では相性の良いVCとのマッチングが不可欠ですが、StartPassが抱える160以上のVC・CVCの中から弊社に合った厳選したVC・CVCを提案・おつなぎいただきました。StartPassに弊社のことを理解してくれる投資家と巡り合わせてもらったのは幸いだったと感じます。私の中で、StartPassを使わなくても資金調達ができたという感覚は全くありません。

タッチスポット株式会社 代表取締役社長 水嶋泰一さん

StartPassは投資家との繋がりが少ない企業や、資金調達の計画ができていない企業におすすめ

ーーStartPassはどんな企業におすすめですか。

投資家とのつながりが少ない企業や、シード・シリーズAなどの段階で自社サービスに対し人々がどのように反応するか分からず、資金調達の計画が完成していない企業におすすめです。これらの点はStartPassがサポートしてくれます。

また、自社だけで調べてもどんな投資家がどんなポリシーで投資をしているかは分かりにくいと思います。けれどStartPassを使えば、StartPassのスタッフさんが「この投資家さんが今積極的に投資してますよ」「この領域ならこの方から投資を受けたらどうですか」と勧めてくれるので、資金調達活動をスムーズに進められます。

起業家としては、自社事業を伸ばすことと並行しての資金調達活動になると思います。その際、VCを一つひとつ調べることなどに時間を割くのは難しいと思うので、その調査を効率化できるという意味でもStartPassの利用は非常に効果的でしょう。

ーー今後StartPassにしてほしいサポートや、期待することなどはありますか。

弊社としては今後、交流会やイベントなどでの露出を増やしたいですし、ピッチイベントにも積極的に出場したいと思っています。そのような機会を網羅的に把握することは難しいので、StartPassから弊社におすすめの交流会・イベントの情報を紹介してもらえるとうれしいです。イベントではBtoBのSaaSや、ある程度認知が取れている企業と出会いたいと考えているのですが、これから先、事業を大きくしていくにあたってBtoC領域の企業にも『CEOclone』をご活用いただきたいと考えています。金融や保険の営業など、同じことを話す機会の多い職種や、お客様のところへ足を運びたいのだけれど遠方で行けないという方の役に立つでしょう。

StartPassの利用者の中にも『CEOclone』を活用してくれそうな方がたくさんいると思うので、利用者同士で使いたいサービスや相性が良さそうなサービスを引き合わせてもらえるとさらに理想的です。『CEOclone』は採用活動にも使えます。採用をしていない企業はほとんどないと思うので、採用という観点ではBtoB、BtoCに限らずさまざまな企業に『CEO clone』を知っていただきたいです。

ーーありがとうございました。

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