望まない延命治療の存在。挿したチューブはとることができない。他人事ではない。

経管栄養。酸素チューブ。手足の拘束。
「家族が希望してるからやってるんだ。」
そんな書込みをたびたび目にする事があった。

私は延命治療を希望してはいなかった。

むしろ反対で、痛みなどの苦痛だけは取り除き、それ以外は本人の持っている体力次第だという考えだった。しかし、気づいたときには既に経鼻経管栄養だった…。

そして一度さしたチューブは回復すれば抜き取る事ができるが、

回復が見込めない事が確定した場合、逆に抜き取ることができない事を知った。

つまり、救命段階での措置がそのまま延命治療となってしまうという事。
※胃ろうはおそらく手術が必要なので家族に確認があると思います。

いいとか悪いとかの話ではなくて、
そういった家族の希望によるものではない

「結果的に延命治療」

という状況が存在するという事を誰か一人にでも知ってもらいたい。

「身体が自然と受け付けなくなる」(規定された状況があるようである)まで継続するように定められている。

※訪問医とともに在宅で看るなら違うかもしれません。医師の判断で取れるかもしれません。

これは高齢者に関係なく誰にでも起こりうる状況だと思う。交通事故で頭を打った。自発呼吸しているが目覚めない。そういう時に起こり得る。

・延命治療が必ずしも家族の希望によるものではないこと。

・他人事ではなく突然、自分にも起こりうる状況ということ。


高齢者を見て知ることは多いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?