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つまらない。


結構どこにでもいる。コイツ。


目的不明で、欠伸の止まらない定例会議。

単位のためだけに出る、距離が遠すぎて、未だ顔もわからない教授の講義。

「どこ出身?」から始まる、会話のラリーが続かない合コン。

毎日同じような練習メニューの中、ふと自分の下にある影を、ぼーっと見下ろしているとき。

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「つまらない」というワードを考えただけで、ポンポンイメージが言葉として出てくる。


自分が触れてきたもの。
テレビや人の会話からの調達物。
沢山の経路から、気づかぬうちに「つまらない」の枕詞が沢山溜まっているんですね。


一方で「面白い」「楽しい」って思うのは、どんな時なんだろう。


、、、、、、。



むずい。文章にしづらい。

振り返れば、楽しい思い出だって、脳内にめちゃくちゃイメージできる。

ただ、それらを【言葉にすること】

これが難しい。

つまり

 「つまらない」現象は言葉にしやすく、  「おもしろい」現象は言葉にしづらい。

それはなぜか。

じっくり時間をかけて、「おもしろい」を見つめてみる。

すると、沢山の登場人物やモノ、時には音や匂い、色んなイメージがくっついた『塊』が出てきませんか。

そう

「おもしろい」は、沢山の細かな事象の関わりの中で捉えられている。


んではないか。と。


逆に、「つまらない」は、単純な表面の現象しか見えていない時に、よく登場してくる。

言えば、それは序章の序章。         『デルトラクエスト1 沈黙の森』の8ページ目くらい。

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だから、自分はいつもこうしようと思っています。

「つまらない」っていう感情に出会ったら、

どうやったら「おもしろくなるか」だけ考え、その事象をめっちゃ観察する。
今までと違った行動をとって、ちがう切り口から紐づけてみる。

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「つまらない」砂場を深く掘ったら、「おもしろい」おもちゃが埋もれていたり

「つまらない」古びた機械に、道端に落ちてた謎の歯車をはめてみたら、「おもしろい」スピードで回りだしたり

そんなことが、結構起きる。


そんなこんな話すうちに、

皆さんの前に立つ「つまらない」は、実はデタラメだった。

そうなるきっかけが作れていたら、「おもしろい」ですね!

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