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最近面白かった本

ずっと気になっていた本、
小山内洋子さんの
『大転換期の後 皇(おう)の時代』という本を、
最近やっと手に入れた。

そして、あっという間に読んでしまった。
ほんとうにとても面白かった。

これからどんな時代がやってくるのか、
とても克明に書かれていて、
とにかく「そうなんだ!」と腑に落ちる体験だった。

少しだけ内容に触れると、
今までは「祖(そ)の時代」と言われる時代だったそうだ。
それが、少しずつ「皇(おう)」と呼ばれる時代に移り変わっていく。


この本によると、
今の世の中の大変動(パンデミックから始まった世界の移り変わり)も、ちゃんと必然性があって、
その移行期を乗り越えるために発生している……
らしい。

例えばこんな記述がある。

《たとえば、オゾンホール破壊で紫外線の害が叫ばれていますが、オゾンホール破壊は、皇の時代には必然性があるため、破壊前に自然はウイルスを使って体質改善をすませてくれています》

《さらに、ウイルスは、生きものが皇の時代に生きられるように、一ランク上にあげてくれています。このウイルスなくして、私たちの精心活動の方向性を変えることはできません。ウイルスは、これからの皇の時代に、私たち一人一人が環境適合できるように、体質改善のために、自然が用意してくれたものです》

(この箇所は「そうなのか……」と思った。
信じるかどうかは別として、
「そういう見方や可能性もあるのか」という意味で、視野が広がる感じがしたのだ)


皇の時代、という言葉は前から目にしていたものの、どんな時代のことなのかずっと気になっていたから、知ることができて本当に良かったと思う。


男性中心の社会から、女性中心の社会へ。
今までの資本主義社会から、共生主義社会へ。

お金(現金)もいまは出まわっているけれど、
今後はカード支払いや、電子マネー支払いなど数字の移動に置き換えられ、最終的には何もかも共有する(つまりお金のかからない)社会になっていくそうだ。
(それは、ずっとずっと先の話らしいけれど)
奇しくもパンデミックが、現金を使わない社会を助長させている。


私自身、
以前は小売業で、物を売る仕事だった。
商売も、今後は自分のペースで
穏やかに栄えるように(穏栄に)するのが良いそうだ。


『好きなことを、ゆっくり楽に。楽しく』
が、これからの時代の主流になると
本書には書かれていて、それはとても素敵なことだ。

あまりに面白かったから、
もうひとつ、皇の時代の本を注文した。
届くのが楽しみ。

すべてのことは必然性があって、
それは自然が行なっていて、
罪悪感を抱く必要も、恐れる必要もないということ。

私もこの移行期に、
学校でも職場でもない、
ただで利用できる(そして女性中心の)
図書館で勤められることは、
これからの時代にとても合ってるな、と実感している。


ひとには、
そのひとしかできない魂職(こんしょく)というのがあるそうだ。


ますます自分を大切にして、
自分の好きなことをして、
過ごしていきたいと思う秋だ。

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