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6月の始まり/短歌note

何もかも消えてしまった夜に見る蛇と銃口みたいな星座

にわか雨みたいな恋でもかまわない
溶けだす心の先は光って

青空がいちばん好きな君だから
(雨のち晴れになりますように)

透明なままでボクから遠ざかる
リフレインする過去にさよなら


今日から6月。
なんだか、一気に夏が近づいてきた。


6月の異称は、2月の異名の次に好きだと思う。

涼暮月すずくれづきとか、風待月かぜまちづきとか。
蝉羽月せみのはづきとか、水張月みずはりづきとか。


涼しい風を待つみたいに、
楽しみなことを心待ちにできる月になるといい。



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