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最近読んだ本

ツイッターを始めて良かったなと思うのは、
選書に困らなくなったことだ。

それ以前は、
本屋さんに行っても読みたい本が見つからず、
うろうろして終わる……ということがよくあった。
(その当時は図書館より、本屋さんによく行った)

本がたくさんある場所にいるだけでも落ち着くから、それも楽しいけれど。
今は「次に読みたい本」が際限なくある感じだ。


電子書籍はたまにしか買わなくて、本を置く場所にも限りがあるから、
(新しい本棚を置くスペースを作れたら良いなと思ってる。すでにもう収納できない……)
図書館を利用して本を読むことが多くなった。
(好きな作家のひとの本や、気になった本はもちろん買う)


最近読んだのは、
『十角館の殺人』(綾辻行人・著)と、
『かがみの孤城』(辻村深月・著)


1冊めは、ミステリ好きなひとなら誰しも知る本なのでは……
愛蔵版を読んだのだけど、
この本に関して33名の作家のひとがエッセイを載せていて、ほんとうに物凄い本だな……と思った。

(もちろん、本編も凄かった……
犯人が分かる一言は、確かに衝撃的だった)


2冊めも有名な本。
2018年度の本屋大賞受賞作。

「辻村深月」の「辻」は、
綾辻行人先生から取ったらしい。
(そんなエピソードも凄い……)

『かがみの孤城』の
物語全体を貫く設定が明らかになっていく過程はほんとうに素晴らしかった。

なんというか、
本当に感動すると、その感動を明確な言葉にするのは難しい。

今まで
ミステリはたくさん読んでこなかったけれど、
物語全体に仕掛けがあるような、
そんな話も書いてみたいと思った。
書きかけの小説の目処がついたら、
プロットをまた組もうと思う。


(プロットも前は全然作らずに書いてたのだけど、今はノープロットで書いてた時代が信じられない……
どれだけの精度で作るかは人それぞれだろうけど、プロットは必要だなと思う)

(あと、図書館を舞台にした話はいつか絶対書くと思う)


ほんとうに凄い本は、なんだか魔術書みたいだ。
(十角館なんて、まさにそう)
多くのひとの心を動かすという凄さ。


次に読みたい本が決まっているのも、
書きたい物語があるのも、
幸せなことだな、と思う。




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