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#5 「接点」を通して交わし合うもの

これまで『新しい窓を発見する挑戦』として、自分と自分以外(世界、宇宙)の「接点」にどんなものがあるか、に注目してきた。占星術で使うホロスコープ(星図)を曼荼羅(自分を含む世界の全体像を記した図)に見立てて。

「言葉」は、世界と自分を繋ぐ接点のひとつで、「過去」もまた接点だった。「言葉」も「過去」も、全く違うアプローチで世界とつながる方法だった。

世界につながるとき、自分と世界はその「接点」を通して何かをやりとりしている。自分の側にあるものを向こう側に運んだり、逆に向こう側から何かが自分の方にやってきたり。

自分と世界が接点を持つ、つながるということは、何かを交わし合っているわけで、大なり小なり自分自身は変化していることになる。私たちはその変化のプロセスを、「学習」と言ったり「成長」と言ったりする。

「接点」で交わし合うもの

「言葉」という接点で交わし合うのは、「情報」や「意味」。判断できる素材。学習する、と聞くとこういう情報や知識のやりとりをまずイメージする。

でも接点は言葉だけじゃない。「過去」だって接点なんだ、とホロスコープは気付かせてくれる。

「過去」という接点で交わし合うのは、「感情」。フィーリングとかエモーションとか、感じることができる素材。心の揺れ動きに触れあうこともまた、人を変化させ成長させる。

こういう、接点を通して交わし合う素材の違いを、占星術ではエレメントと呼んで4つに分類する。

占星術で描かれる4つの素材(エレメント)

4つのエレメントは、火、地、風、水で表現される。

情報や意味を運ぶ「言葉」はをやりとりする接点。感情や気分といったエネルギー、素材はのエレメント。「過去」は水のエレメントを通して世界に触れる接点だってこと。

まだこれまでの記事では「言葉(水星)」「過去(月)」のふたつまでしか紹介できていないんだけど…!まだほかにも、火という素材をやり取りする接点、地という素材をやり取りする接点が出てくるってわけ。

これからまた書いていこうと思うんだけど、ホロスコープという曼荼羅上にある「世界と自分をつなぐ接点」を眺めながら、そういう素材の違いもイメージしてみると、もっと楽しめるんじゃないかな。

「学び方」を学ぶ占星術

「学ぶ」ということは、世界との接点を通して何かを世界と交換する過程で、自分が変化していくということ。その変化のきっかけになる窓口を知っておけば、自分で意識して活用することもできる。

意識して活用するってことは、「主体的に学ぶ」ってこと。変化そのものはコントロールできないだろうけど、変化のチカラを自分の味方につけることはできる。

そういうわけで、「学び方」を学ぶ占星術。

変化していく自分を楽しむマガジンをつくりたいな、って。

そんでもって、そんな変化していく自分の視ている、変化していく世界を共有できる仲間がいたらもっと楽しいんじゃないかな、って思って、noteのサークル機能もせっせとべんきょー中です。

「世界の全体像を紐解いていく」ってことは、「真理を見出す」ってことになるんだけど、私は真理だとか真実だとか、定まった「正解」を目指して解釈を当てはめていくつもりは全くなくて。むしろ、その都度その都度見えてくるイメージだとか、世界観の変化を楽しんでみたい。行先の決まっていない大人の遠足。100人いれば100通りの「世界の全体像」が見えてくるだろうし、その違いも楽しみたい。


大人の遠足アクティビティに、【星の読書会】も計画中!






もりもり書くエネルギー(''◇'')ゞ燃料投入ありがとうございます!!