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自己紹介のようなもの。

写真が好きになったきっかけは、はっきりとは覚えていない。

唯一、記憶に残っているのは小学生の頃、今は亡き祖母とその友人とでお寺に紅葉を見に行った時に、祖母の友人が持っていたコンパクトデジタルカメラをお借りして、頭上の紅葉を撮った時に上手だと褒められて嬉しかったことである。

今思えば、父も一眼レフでよく写真を撮ってコンテストに出展していたようなので、知らず知らずのうちに自分も写真に興味を持っていたのかもしれない。

それから大人になり、iPhoneで写真を撮って、SNSに投稿したりする機会が増えると、収入ができたこともあり、自然とちゃんとした(?)カメラが欲しくなったのである。

初めて買った一眼レフカメラ

意を決して初めて購入したのは、CanonのEOS KissX7iだった。なぜかカメラといえばCanonというイメージだったので、その中でも初心者向けのものだった Kissシリーズを選んだ。

初めて交換レンズを購入

それからいろいろ撮影したりするなかで、単焦点レンズというものを知る。
カメラはズームできて当たり前だと思っていた自分に単焦点レンズの存在は驚きだった。
自分の足で動いて被写体との距離を調整する楽しさを知った。

EOS 90Dに変更

そうやって写真を楽しむうちに、もっといろんなことをやってみたいと思い、初心者向けの機種からレベルアップしたくなった。

そこで選んだのはEOS 90D。
憧れだったフルサイズ機と迷ったが、予算の問題と重さで諦めることにした。
(このあと、FUJIFILM機と出会いフルサイズへの憧れは自然と無くなるのだが。)
90Dでは初のマクロレンズや、社外単焦点レンズなどを楽しんだ。

ちなみにX7iは子どもが産まれた友人がぜひ使いたいというので譲ってあげた。
とても喜んでもらえたので、売却して知らない誰かに渡るよりもずっと良い気持ちで手放すことができた。

FUJIFILMとの出会い

それからしばらくして、とあることがきっかけでFUJIFILMというメーカーのカメラ(X100V)を初めて知ることになる。
これが自分には衝撃的で、なんと美しい色の写真を産み出すのか…!と、一発でFUJIFILMの色の虜になった。

どうしてもこのFUJIFILMの色で写真を撮ってみたい!と、思い切ってX100Vを購入した。
当時はまだ大きなブームはなく、在庫も余裕があり定価で購入できた。

そしてこのカメラを使うようになって、「撮る」ということの楽しさ知る。
触って楽しい、撮って楽しい、そして写真を見て楽しい。そんな感覚は今までなかったのである。

そんなわけで、はじめはEOS90DとX100Vの2台持ちであったが、当然の如く90Dの出番が減っていくのであった。

X-Pro3購入

そんななかもう一台気になるカメラの存在があった。
それはFUJIFILM X-Pro3である。

レンズ交換式のX100Vのような位置付けに、驚きの隠し背面液晶(変態カメラと言われる理由)と、こんなに魅力的なカメラは他にない!と思い、どうしても所有したくなった。

そうして、使用頻度の激減したCanonのカメラ、レンズ一式を全て下取りにだし、X-Pro3を購入。

ついに完全FUJIFILMユーザーとなったのである。

憧れのオールドレンズ

X-Pro3を購入したのは、以前から使ってみたかった「オールドレンズ」という存在があったのもある。

FUJIFILMの色味、X-Pro3のデザインにはオールドレンズの描写が間違いなく合うと思っていた。

初めて買ったオールドレンズはHELIOS-44-2 58mm F2。有名なグルグルボケのレンズである。

その後、FUJIFILM機にFUJIFILMのオールドレンズの組み合わせで撮影したくなり、偶然大晦日の夜にオークションに出品されていた極上美品のFUJINON 55mm F1.8 M42 (モノコート)を手に入れる。

これが現在のX-Pro3のメインレンズである。

ちなみに入札したのは年明けと同時だった(笑)

以上が現在に至るおおまかな流れである。

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