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【忘れたらヤバい】冬の星空撮影の必需品ベスト5 (※新しい商品多め)

冬の夜、じっくり時間をかけて写真を撮ってると、えげつない寒さで死にそうになります。

もちろん、これまでワタシもいろいろ苦しんできましたよ。
でも徐々に、いろんな神アイテムと出会ってこれたおかげで、いまでは極寒地撮影の苦労もかなり軽減することができるようになってきました。

写真撮影に限らず、寒い屋外作業全般で役立ちそうなアイテムもありますが、とりあえず、冬の星空写真撮るときの必需品っていう目線で、超重要アイテムたちをご紹介させてください!


1)電熱ベスト/ヒーター付きベスト

去年あたりから熱烈に支持されるようになってきた、ヒーター機能付きのベスト!

これは、極寒の辛さを知る人ほど、そのありがたさに涙せずには居られないほどの偉大な存在かもしれませんね。

私自身は、実はこれ↑ではなくワークマンで「Wind Core(ウィンドコア) ヒーターベスト」というのを買いました。機能はほぼ同様なのですが、バッテリーが専用のものを使わなきゃいけなくて、そいつが4900円と、めっちゃ高額。😱
「ヒーター付きベスト」がワークマンのおかげで世間に知れ渡った功績はすばらしいのだけど、今買うならバッテリーは市販のモバイルバッテリー使用可能なものを選ぶほうが、だんぜん合理的です。

ワタクシ自身の失敗(?)談

2)カメラマン用グローブ

これ、初めて店舗で見かけたとき、半ば衝動的に買いましたよ~。
こんなニッチなところにも、ちゃんと欲しい機能をきっちり盛り込んだありがたい商品を開発してくれていることが、とにかく嬉しかった😂

極寒時でのカメラ撮影は、手元がとにかくツライ。でも、そこで手袋をするとなると、いくつかの必須条件が出てきます。

  • カメラなどをしっかりホールドできるよう、手のひらに滑り止め付

  • ある程度の操作を手袋越しにできるよう、分厚すぎない素材

  • シャッター押したり設定変更したりするとき用に、どうしても指先は手袋から出せないと困る

  • とはいいつつも、むちゃくちゃ寒いので、カメラ操作しないときは、スキー用手袋ぐらい、ちゃんと指を温かく守ってほしい

これらの無理難題^^;が、、私の期待を上回る形で実現してくれてたのが、このグローブ↓でした。(2021年新モデル)

親指と人差し指は、指先が開閉できて、開いたときは、マグネットで開いた状態を保ってくれるのが、なんとも素晴らしい。(これ、自分でも冬空撮影やる人が開発してくれたのだと、確信しております)

そして、、指先を二重に保護してくれるミトンが、手の甲についていて…ホッと一休みするときの手先を、なんとも優しくいたわってくれるのです…。

ワタクシ自身の体験談

これ、ほんと良いですよ。まさに、一度使ったら手放せない!


3)レンズヒーター

これは、星空撮影の経験が数年ある人なら、きっと知っているアイテム。
レンズヒーター持ってる人も少なくないと思います。

私は…けっこういろいろ試した末、ちょっといい値段だけど、やっぱりこれが断然良い! と言えるものに、最近になってやっとたどり着けました。。

メジャーな国内望遠鏡メーカーのVixenによる、わりと新しい商品(2020年発売)です。
他のレンズヒーターと比べると、とくに素晴らしいのが

  1. フィルター装着時を想定し、絶妙な温度(つまり熱すぎない)になるよう設定されている

  2. 巻きつけるバンドが長く、またマジックテープの接合力がソフト(弱め)で、ものすごくレンズに取り付けやすい

  3. なにげに電源取り付けケーブルが長く、またスパイラルコードになっているので、セットしやすい

といった点。

とくに、2や3は、実際に手にとってカメラレンズに取り付けて見るときに、ひそかに感動しました~。

使用者談^^

値段は高めで、しかも使い勝手の素晴らしさが伝わりにくいので、どうしても「ちょっと高いなぁ」と思われてしまいがち(ハイ、私がそう思ってました)だけど、、でも、その値段分の価値が、間違いなく、あります。


4)桐灰のカイロ

カイロ選びは、じつは重要。
冬の星空撮影のような、外がかなり冷え込んでる状況では、普段づかいの手軽なカイロが、ちゃんと温かくなってくれないのです!

星空撮影の定番は、やっぱり桐灰のマグマシリーズですね。どんなに寒い日でも、ちゃんとすぐ温かくなってくれます。

多少長時間になることが予想される場合は、できれば手のひら用靴の中用の、二種類あると良いです。



5)ハンドル&微動ツマミ 付きの、自由雲台

こちらは、さりげなく素晴らしい点が、ここそこに盛り込まれていて、じわじわ感動できるアイテムです^^
もともとは、撮影したい方向を微調整するための微動雲台を探していて見つけたものなのですが・・・こちらのモデルは、ほんとに、地味にポイントを稼いでくるスグレモノなのです。

ま、冬の撮影に限った話ではありませんが、、手袋越しでも操作しやすいっていう点が冬の撮影向きなので。。

ささやかな感動ポイントを力説しますよ~。

  1. ハンドル付き ⇒ カメラの向きを大きく変化させるときの自由度が格段にアップ

  2. アルカスイス互換のクイックシューが、2つ付属 ⇒ 暗闇でクイックシューを付け替えずに、カメラ取り替えて撮影が続けられる

  3. 3/8"⇔1/4" 変換ネジがついてくる ⇒いろんな三脚に取付け可能!つまり、既に持ってた自分の三脚でも使える

  4. スマホクリップまで、おまけとして付けてくれてる😭

ただの、ありふれた自由雲台としても、全然ふつうの値段なので、これはかいい買い物でした。


以上、冬の撮影時に、ぜっっったいに忘れたくない、超必須アイテムを5つ挙げてきました。

いずれも、高級品とまではいわなくても、決して安物ではなく、類似の廉価版のようなものもいろいろ見かけるようなものばかりですね。でも、ほんとに使ってみたからこそ、値段を遥かに上回る活躍をしてくれることを、心から実感できています。


冬って、明るい星が多いし、空気も澄んでいてキレイだし、夜の時間も長い。だから、ときどきは頑張って外に出て、星空写真を、ちょっと本気にやってみるべきなんです^^

そんなときのお供に、ぜひぜひご紹介した頼もしいアイテムを、お試しあれ!冬の撮影が、格段に楽しくなりますよ♪

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