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(映画レビュー)「ミッドサマー」を観たよ


最近、牛乳ではなく豆乳を飲むようになりました。
好きなのはキッコーマンの特農のやつ。

カフェラテやミルクティーにすると美味しい。
牛乳よりまろやかで、優しい味になります。


今日は「ミッドサマー」という映画を観ました。2019年公開、アメリカとスウェーデン制作のホラー映画です。
監督は「ヘレディタリー/継承」でも知られるアリ・アスターさん。あれは怖かったし笑えた。



注意事項

この映画は、2020年にR15指定で公開された後、ディレクターズカット版がR18に引き上げられて再度公開されました。

グロテスクなシーンがあります。
人の体が物理的にグシャッとなったりもしますし、その様子が結構ハッキリと画面に映されます。

性的な描写や、薬物使用のシーンもあります。
ほんの少しですが、男性器らしきものが映ってたりもしました。


ざっくりあらすじ

そこそこ病んでる女子大学生・ダニー
最近双極性障害の妹が変なメールを最後に音信不通になり、不安のあまり恋人のクリスチャンに電話しまくる。

クリスチャンはそんなダニーのメンヘラに少々気が滅入っており、いつ別れ話をしようかと悩んでいた。
ダニーダニーで、そんな彼の様子を敏感に感じ取っており、捨てられるかもしれない、怖い!と悩んでいた。

そんな中、ダニーの家族が心中。
妹が両親を道連れにしたのだ。

家のガレージにある車の排気口をながーーーーーいパイプで家の中の両親の寝室に繋げて目張り、そして妹は更に分岐させたパイプを口に加えてテープで密閉した状態で死亡していました。
すごい手の込んだことするじゃん、って思った←

悲しみにくれるダニーになかなか別れを言い出せないクリスチャン。そりゃこのタイミングで別れ話したらとんでもない男だわ。
そしてひょんなことから友人のペレに誘われていたスウェーデン旅行をダニーに秘密にしていた事がバレたのもあり、仕方なく彼女を誘う。

ダニークリスチャン、スウェーデン出身のペレ、勉強熱心なジョシュただのゴミクズ野郎のマークら5人は、楽しい楽しいスウェーデン旅行に行くのだった。


若干ネタバレ

以下ネタバレ





旅行先

スウェーデン出身のペレは、ホルガという村で育ちました。ダニー達は彼に連れられてホルガ村を訪れます。
到着した日はちょうどホルガ村の夏至祭が始まる前日で、彼らはそれに参加することに。
ああ、一行のメンバーであるジョシュは、ホルガ村の夏至祭についてのレポートを書くために来ていたようです。書くことは出来ませんでしたけど。

何が起こったのか

まあ宗教的な祭りの中で、どんどこ人がお亡くなりになってくわけです。なんでも、9人の生贄が必要とかで、ダニー達のメンバーもダニーとペレ以外が生贄になりました。


クズ男のマーク

こいつ嫌い!!
頭の中が女体とお薬でハイになることでいっぱいで、ダニーと別れたくて悩むクリスチャンに、「ダニーと別れればセッ〇ス好きな女と付き合える!」みたいなこと言っててすげぇ不快だった。

そんな彼は、ホルガ村の御神木のようなものに立ちションしたせいで殺されます。
立ちションを叱られた時にも、「はぁ?知らねーよ小便しただけだろ!」とか抜かしてましたし、つくづくクズ野郎だと思いました。
彼が殺される瞬間のシーンはありませんでしたが、少なくとも全身の皮を剥がされてます。ホルガ村の人がマークの生皮を被ったりしてました。

ダニーとクリスチャンはどうなったのか

夏至祭のイベントで、女たちが一斉に踊りだし、最後まで倒れずに踊り続けた最後の一人がメイクイーンというものになる、というものがありまして。
ダニーはそれで最後まで踊り続けたので、見事メイクイーンに選ばれました。
彼女は花の冠を被らされ、村の中を回って大地に祝福を与える?的な儀式をすることに。

その儀式のためにダニーが村中を回ってる間に、クリスチャンは村に着いた日からジワジワとモーション掛けてきた女と合体( )
しかしクリスチャンが前々から彼女をイイな〜と思っていたというよりは、薬を盛られて夢うつつになりながらしてる感じ。

(注意・合体シーンで遠目にクリスチャンの股間のジョイスティックが映っちゃってます)


その後の展開は流石に自重しときます。



感想


うーん、面白いか面白くないかで考えたら、ちょっと答えが見つけにくい。
人によっては絶対不快になるシーンもあるし、そういう話に興味無い人はつまんないと思うだろう。実際、職場のバイト君は「あんま面白くなかったです」と言ってた。宗教やオカルトに興味ある子じゃないからね。

個人的には、話の内容は興味深いんだけど、イマイチ惹かれるものはなかった。面白いとつまんないが同居してるような、なんか不思議な感覚。

グロシーンはかなり気合い入ってました。
グロ映画に慣れてる人でもちょっとだけ「おお........」ってなりそうなくらいには。

私的には、別にグロはいいんだけども、途中料理や花が不自然に脈打ってたりしてるシーンがあって、そこだけはなんか嫌だった。
ダニーの被ってる花冠が、彼女の呼吸に合わせて動いてんの。ちょっとキモイ。


映画って「面白い」「面白くない」の二択だけじゃないんだなぁ、と改めて感じた作品。

人が怖い系の気持ち悪い映画を観たくなったら、是非この「ミッドサマー」を観てみてください。

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