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ホロスコープからみた「隠された敵意」について

(この記事は、2021年2月6日にブログ掲載したものをnoteに転載します。一部手直しあり)

こんにちは。

今回は、社会心理学者の加藤諦三先生が仰っている「隠された敵意=Hidden Hostility」について、占星術のホロスコープからはどのように読み解くかについて書きたいと思います。

火星と冥王星が出生図の12ハウス

まずは火星が出生図の12ハウスに位置している場合ですが、これは怒りが内面に抑圧される、という風に読みます。もしかすると、成長期に怒りを周囲に表すことが許されない環境で育ったかもしれませんね。そして、この火星はネイタルチャートのどのハウスを支配するかについて見ていきます。その領域が怒りの根源になっている場合が多いように見受けられます。

次に冥王星が出生図の12ハウスに位置している場合ですが、こちらは抑圧された怒りがある時猛烈に爆発する傾向にあるようです。逆に、どうしても爆発できない環境にある場合は、防衛的な姿勢を取りがちになります。こちらも同様に冥王星がネイタルチャートのどのハウスを支配するかについて見ていきます。

逆行の火星・冥王星

ネイタルチャートの火星や冥王星が逆行の場合は、どうしても怒りがストレートに出せない(一旦自分の内側に抑圧してしまう)場合が多いです。ストレートな感情表現は苦手なタイプですので、思わぬところで怒りの火が導火線に引火し激怒し、周囲の人がびっくりしてしまうかもしれません。

火星が土星もしくは冥王星とハードアスペクトを形成

こちらも隠された怒りを持ちやすい人物である場合が多いように感じます。

月が12ハウスに位置

月12ハウスは割とよく見逃されがちなんですが、注意する必要があります。この場合、自分の感情を無意識に避けます。そう、”無意識”レベルで避けるので、怒りの感情も表面上は湧きませんが、潜在意識レベルではしっかり溜まってしまっている場合が多いと思います。

結果、自分の感情を認識せずにいるのに、何故か劣等感がつきまとう。だから人と会うのが嫌になります。もし人と会っても、関係は表面的なものに終始してしまうでしょう。

水星と土星がハードアスペクトを形成

特に現代社会では情報のスピード化がとてつもない速度で進行中ですが、周囲からは、「あいつはいっつも(思考が)遅いなあ」、などと判断されてしまいがちです。この状況が学童期から続く場合も多く、本人の資質に周囲の大人(親、先生など)も気付くことができず、怒りが内面に溜まることが多くなりがちです。

特にこのアスペクトがあるお子さんをお持ちの方は、こどもを決して急かさず、忍耐強く見守ることにより才能が開花するはずです。真剣な気持ちで物事に向き合う事の大切さを教えてあげて下さい。

まとめ

鑑定時には上に挙げたケースはごく一部で、ホロスコープ全体から判断します。

怒りについては、周囲から受けた感情をすぐに出す人はハタ迷惑ですし、逆に怒りを内面に溜めすぎるのも良くないので、難しい所ではありますね。

でも、やはりあまり溜めこみ過ぎると人生に無意味感が出てしまいますね。加藤諦三先生のお話を聴いていると、「隠された敵意」がいかに恐ろしいものであるか、本当に考えさせられます。その上でも、ホロスコープからチェックしていくのは理に適っていると思います。


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