百年、千年。そしてその先へ‥

こんにちは、星のさざめきです。

前回記事では、”先ず自分の理解が先です”という趣旨をお伝えしました。そしてその理解のためには１００年位必要、というお話もしました。

このことについて、今回はもう少しざっくばらんに書きたいと思います。

自分と仲良く

自分と仲良くすることがとっても大切。

使用ツールは占術でも心理でもいいけど、そのためには１００年位かけてやるって勢いが大切です。

みんなそこすっ飛ばして、やれはじめっから配偶者だの子どもだの他人（家族だって他人です）を理解しようとして占術を使おうとするからね。捻じれが生じてしまっているんだよ。

でもそれはある意味仕方のないことで、世の中全体がそういうノリになってしまっているから。

占星術が嫌いな人が占星術をどう見てるか、あなたは知っていますか？

前回もちょっと書いたけどね。占いがとにかく嫌いな人たちの心には

”人を分類してジャッジすること”に対する嫌悪感”が根底にあるんだけど…

占い好きなあなたはこれに反論できます？

実は私もこれまで占術活動をする中で傲慢にも人を分類したりジャッジしたりするということを長くやってきていますし、気を付けていてもすぐにこのクセが顔を出します。

でもある時気付いたんですよね。

占いは単なるツールであって哲学的に捉えるもの。だからこそ人を分類するという作業は人間を理解するために使うべきではないか、と。

培った技術を人をジャッジするために使うべきなのではなく、自分とは違う命（つまり思考・感情）の人物を理解するよう努めること。

コレ超簡単に説明すると、例えば西洋占星術でしたら牡羊座～魚座の特性を自分の中で理解していく、という作業を日々する。分類ではなくとことん”ホール”で理解するんです。これが出来ていけば自然と運は良くなっちゃう。

「あ、この時〇〇座の人だったらどう行動するかな？」と考えて行動実践してみるのが良いですよ。初めはぎこちないけど自然と自分の性格性質では絶対に出てこない発想ができるようになっていきます。その代わり、どんな局面でも考えていなきゃならんから疲れるけどね。

いつも同じ感情・同じ思考でぐるぐる一生やってるから運もナイスなトランジットが来て良くなったかな？と思ったらすぐ下降するの繰り返しになります。

誤解しないでいただきたいのは、もちろんあなたの太陽星座をはじめぜーんぶが大切。その大切さに+αを、という発想です。

これ続けることで、色んなタイプの人と自然と仲良くなれるようになっていくでしょうね。

千年の恋（結婚）

前回の続きだけど、占い師に配偶者のことを聞いたら「竜頭蛇尾」だと言われて同調してしまう。

これは自分と仲良くできていないからです。１００年の勢いで自分を理解せずに相手を理解など、残念ですがはじめっから無理な相談なんです。

占い師は恋愛や結婚の相談を受けるのを大変喜びますよ。何故ならば、お客様がリピーターになってくれる確率が高いからです（身も蓋も無い話ですが）。

でね、

１００年の勢いで自分を理解→相手とは千年かける位の勢いで付き合う

千年前というと、ちょうど現在放映中の大河ドラマのまひろの時代ですね。

これ、「しゃばけ」だったかな？忘れてしまったけど、ここから着想しました。千年の恋みたいな話があってね。

私たちは実際に千年生きる訳ではないのだけれど、もしもそんなご縁の恋愛や結婚ができれば占い師に「竜頭蛇尾」なんて言われたらキチンと怒らないといけませんよ、それはちょっと言い過ぎで失礼なんじゃないですかってて。

ねえ、なんであなたそこで占い師に言われたことに同調するの？そもそも千年の恋ならば、まあそういうとこもあるよね～あの人かわいいね～で済んじゃう話なんじゃないの？

そこで怒れない反論できないということは、内心普段から配偶者を軽蔑してしまっているということにもなります。まして、占い師に言われたことを配偶者に伝えて竜頭蛇尾気質を気を付けるように話すなど、ホント相手に失礼なことをしていると気付けないといけません。

だからこそ！！なのです。先ずは相手より自分理解が先なんです。

過去をやたら掘り起こさない

占術を勉強していると、自分の生い立ちや親との関係性に嫌でも向き合うことになりますよね。

自分もご多分に漏れずでした。勉強中に蓋をしていた過去の嫌な記憶が色々と思い返されることが多くなりました。

で、ある時、いつも世話になっている統合医療の先生に話してみたんです。
「過去のこと色々思い出して辛くなる」って。

そしたら先生（開業５０余年のご高齢）が、

「あんた、そんなもん無理にほじくり返さんでもええがね。」

ってボソッと言ったんですよ。そんでもって、

「そんなもん誰にもあるでな、無理に思い返さんでもええわ！」

と大声でビシッと言われまして。

実はその場ではすごく反論したくてしょうがなかったんですが、後になってストンと腑に落ちました。

そうだ。やっぱりほじくり返さんでもええんだわ～って。

例えばこれ、催眠術師の施術を受ける際であれば、

「その過去（幼少期）の記憶が原因なので、催眠でその記憶を書き換えてしまいましょうね！」とかやり出すと思う（受けたことないから詳しくは知らんが）。でも記憶を書き換えるって結構怖いことだと自分は思っています。どんなにその技術が安心安全だと言われたって、自分なら高額なお金払ってまでしては受けないかな。。。

結局、闇は光によって消えるんだから自分の中で光を増やしていっちゃえばいいと気付いた。スピ的表現に聞こえるけど、自分的にはスターウォーズからの着想よ。

空間認識能力

最後に、恐らくですが結局のところ全部”空間認識能力”の問題なのではないかと最近ずっと疑っています。

これについてはまた次の機会にでも‥。

P.S.　自分の中で今後の占術活動方針がどんどん明確になってきています☆彡