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先日、スマホが壊れました。

壊れたといっても通話はできるのだけど、ネットがつながらない。今までできていたことができなくなるってとても不便ですね。

今まで何度か調子が悪くなることもあり、長く使っているし、そろそろ潮時かなと想い、結局買い替えました。調べてもらうと、6年近く今の機種を使っていたようです。平均的にみると、長い方らしいけれど、6年で使えなくなっちゃうのか、と思うとちょっぴり寂しい。

実は同じようなタイミングで長年愛用してきたカメラも壊れました。思い入れのあるカメラなので修理に出したのですが、「部品の生産が終了しているので、なおせません」とのこと。こうなってしまうと中古品を探すしかない。このカメラはちょうど10年。新しいものに買い替えるか、こちらは現在悩み中。

3年ほど前には、15年近く愛用していたパソコンの電源が入らなくなりました。人生ではじめて自分のお金で買った思い出のパソコン。最後は、画像のスライドショーと音楽の再生でしか使っていなかったけれど、もう開けないと思うと本当に寂しかった。

モノには必ず寿命があって、いつか壊れて動かなくなる時が来る。スマホもカメラもパソコンも、日々世の中が進化していくなかで、いつしか「古いもの」になって、その役目が終わる時がくる。壊れてしまったらそれで終わり。

仕方がないことかもしれないけれど、なんだか寂しい。

昔は、新しいものばかりをおっかけるミーハーだったのにな。その当時は、そんなこと気にもしなかったけれど、今は「長く大事につかう」方が好き。

最新の機能や便利さよりも、そのモノとの思い出の方が、今の私にとっては大事みたいです。

手入れをして、ながくつかう。修理をして、ながくつかう。

手間もお金もかかるかもしれないけれど、私はそれでもいいと思うのです。少しでも「モノの寿命」が長くなる方法を考えたい。

シェアハウスの物件は、築140年の古民家。長い時間の中で、手入れをしてまた、リフォームをしたことで、今も快適に暮らすことができています。人が暮らすことで、管理も行き届くようになりました。

もし、あのまま空き家にしていたら、あっという間に寿命が来ていたかも。

手入れは大変だけど、昔のモノって、つくりがしっかりしているものが多く、単純なものでも、なかなか壊れない。ものすごい技術の結晶なんてこともあります。そんな技術も守っていきたいですよね。

いつかはやってくるモノの寿命。お別れの時はきっとくる。でも、それがいつになるかは、その人次第なのかもしれません。


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