見出し画像

「安定」した仕事に付いて回るもの。そこに自分の本心はあるのか

いいものをバカスカ飲み食いする、旅行して気晴らしする。
誰の得になるかと言ったら自分の得にしかならない。

旅行とか美食は、別に誰かのためにやるわけじゃない。

だが自分が心地よい思いになるというのも、生まれてきた理由の一つのはず。

週末や土日祝日に楽しんで人生気晴らししてるはず
しかしそれなのに人生に「ハリ」が生まれないのはどういうことなのか。

「安定」という名の天国

「安定」する仕事を選んでも、決まった未来しか見えない、
とはよく言われること。まぁ、それはそう。

決まった仕事を毎日やって、決まった結果を出す。

もし仕事がうまくいかなくて、いざ自分が会社での立場が危うくなったら
しゃにむに保身に走れば良い。

外の世界に一歩踏み出してしまうよりも
「安定」がわかりきっている方向に向かえば

たとえどんなに決まった未来とはいえ
一歩踏み出して失敗するリスクに比べれば
ただただ安心するものでしかありません。

わざわざリスクを冒し、失敗した時のリスクが高い案件を
背負い込む必要なんてありゃしない。

投資してどうにかなるとわかってるわけでないのに
倍返しで返ってくる保証なんてどこにもないのに、

わざわざ学びに行くような、酔狂なマネをしなくていい。

「安定」した仕事においては、ある種の天国が約束されているのです。

「安定」の先にあるもの

「安定」した仕事が、必ずしも
「やりたい仕事」と一致しているわけでありません。

多くの人は「仕事 辞めたい」などで検索しつつも
今の仕事に対して、どんなに情熱が湧かないという思いが渦巻いても

生活のために押し殺してしまっています。

殺した心のリカバリにおいては、うまいものをバカスカ飲み食いに勤しんで
どこか遠くに旅行すれば、ストレスの解消になりうる。

もちろん心を殺すことが良いとは思っていないが
この世界にいろんなことを楽しみに来たというのなら

それこそ美味い酒を飲んだり、未知の世界に旅行したり
そのことに時間を割かないことの方が、人生を損してるんじゃないのか。

お金を手に入れられる立場になった社会人だからこそ
遊ばないのはもったいないことだ。

毎日心を殺して、この繰り返しをやりきれば定年まであっという間。

仮に「安定」した世界を抜け出すために起業塾やコーチングのような能力開発で
多額の投資をしたとしても、失敗した時のリスクが高い、
「成功者」なんてほんの一握り。

ただ単にお金と時間を失っただけの結果になりかねず
これをやるからと言って、確実に成功する未来なんて
どこにも誰にも保証されていません。

成功するしないとかの価値観は隅っこに置いといて
今の「安定」した仕事をやって、ぬくぬくのらりくらりやれば
「安定」した未来は確実に手に入る。

たとえ今の仕事が「どんなにやりたくない仕事」だったとしても。
耐えられるかはさておいて、「我慢」すれば良いだけだから。

「安定」を根ざすとどうしても「我慢」がついてまわります。

終わりに

一歩外を踏み出そうとしても「やっぱりやめた」「ホームレスは嫌だ」
と元の生活に戻るような結末になる可能性もある。

毎日心を殺して仕事に打ち込み美味しいものバカスカ飲み食いして
ボーナスもらったら遠出旅行して気晴らしをするそんな生活に。

人が「成功者」に対して色気がないのは「安定」した生活が人を安心させるから。

「安定」した仕事に付いて回るものは「お金」であり
そのための「我慢」でもある。

多くの人が「安定」に違和感を覚えず「正しい」と認知しているか、

違和感を無かったことにしているのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?