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「嘘つきは嘘つきを呼ぶ」という類友話。

「仕事が辛い」って言いながら、
セミナー仲間と酒飲んで楽しかったのを思い出す。
あのときは思考停止でとても楽しかったね。

「俺は起業家だ」「成功している」とSNSでうそぶいてばかり。
500人「友達」がいた全盛期の話。

「友達」と「間違った選択」


かつてのコーチは

「健康を金で買い叩こうとするな、これは詐欺に遭わないためだ」
といっていました。

この趣旨がいまいちわかっていなかったが

「健康は別にバカ高い金を払わなくても手に入るんだから、
わざわざそれをバカ高い金で買おうとするな」

という要約を私はしている。

結果として彼のいうことが正しくって、
それを理解するまでとても時間がかかってしまった。

なにしろ「愛」が薄い人生だったから。
金で買い叩いてでも「友情」が欲しかったから。

たとえ「友達」がこちらの弱みに付け込んでセミナーの勧誘などをしてこようが

「友達」だと思いたかったから。
「友情」を感じたかったから。

そうまでして「愛」を獲得したかったから。

こうして「間違った選択」をする余地ができあがってしまっていったのです。

話せない「真実」


SNSでは煌びやかな成功者としての姿を見せる。何か自慢できることがあれば鬼の首をあげたかの如く持ち上げてもらい。。


SNSでは「英雄」として振る舞っていた。

しかし会社をクビにされて、クビになった原因を詰められた時は、誰も味方がいなかった。

「実は会社を裏でクビになった」なんて、正味誰にも話せなかった。

「今は複数収入源を持ってるのが当たり前」というけど、
やろうと思って上手く行った試しがない。

いくつか投資もしたのだけど、結局仕事一本でしかない結果に終わった。
投資をしてもその分の金が返ってこない。
99%が紛い物の話じゃないだろうか。

東京に来た時にいろんな話を受けて。
勧誘員の温床である朝カフェの会にも行ったり来たり。
500人の人脈を思い返しても、勧誘員やペテン師の類が多かったかもしれない。

起業の教えで「嘘もつき続ければいずれ本当になる」
という教えを忠実に守っていたとはいえ、私も人を騙してたことに変わりはない。

人を騙す奴には、人を騙そうとする人間しか来ないもんだなというのは
今振り返ると思う。

東京で知り合った人間の大体が、何かしらの勧誘だったかもしれない。
その中で本当に「友達」を探すのは無理に等しい話だなと思える。

かつての知人が「あなたの周りには、あなたを愛している人間は誰もいない」
なんて言っていたが、本当にその通りだ。

SNSで英雄然として振舞っていた傍ら、決して話せない真実がありました。

自分がクビになった話をしたのは本当に数人だけで、
500人いた「友達」で今でも繋がりを保ち続けてるのは、わずか一人でした。

終わりに


この過去の過ちを晒すという恥。
何が正しかったのか?誰が正しかったのか?

それを「選択」する機能が自分の中で壊れていたからこうなった。

彼らに「騙された」のではない。
私が自ら「騙されることを望んだ」のだ。

「成功者」になることが自信につながると思っていたし。
結局叶わなかったけど。無駄じゃんっていう話になる。

東京に来た当初、詐欺に騙されてはらわた煮え繰り返った記憶が蘇る。

まぁね。
どんだけ金を失ってもね。今更帰ってこないしね。悔やむだけ無意味よ。

今更告発したところでもう時効な事案ばかりだし。
「いい人生勉強だった」と割り切ることにしている。

「嘘をつく人間は、嘘をつく人間を呼ぶ」

「類は友を呼ぶ」というかつての起業塾時代の話でした。

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