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どんな子でも効果が現れる「ペアレントトレーニング」とは⁉️!〜子育て・教育には実はこんな効果的な技があった👍✨〜

こんにちは!

今年ももう11月に入ってしましました❄️みなさん、いかがお過ごしでしょうか??

今回はペアレントトレーニングについてです💫

ペアレントトレーニングとは、発達があるお子さんを持つ親御さん向けに、1960年代にアメリカで開発されたものです💡

それが日本に持ち込まれ、日本では「肥前式」「精研式」「奈良式」などというように、数種類に分かれて発展してきました💡

基本的には、発達障害のお子さんも持つ親御さん向けではあるんですが…、

内容を見れば、実はそうではないのです!

近年、子どもが十分に遊ぶ機会が制限されてきた中で、

発達障害に近い「グレーゾーン」と呼ばれるような子が増えたり、

グレーゾーンでなくても、「うちの子、言うこと聞いてくれないよな…」と感じる方も多くいらっしゃると思うのですが、

実は、ペアレントトレーニングは「どんな子」にでも有効な方法なのではないかと、

僕は思っています💡

しかも、それは家庭教育の範囲だけでなく、学校教育の範囲でも効果があるのではないかと!

日本では「しつけ」という形で、行われてきた家庭での教育。

また、学校でも「体罰」などのような教育しつけ問題。

これらの問題を一挙に解決できるような教育の技が「ペアレントトレーニング」だと、

僕は思っています😃

今回は、その「ペアレントトレーニング」の概要をざっくり解説させいただいて、

「だいたいこんな感じなんだな」ということを感じとっていただけたらいいなと思います😇

「どんな子にでも有効な教育の技:ペアレントトレーニング」

それは、一体、どんな技なのか!?

では、早速、ご覧ください↓↓↓

(1) ペアレントトレーニングのための必要な心構えとは??🤔

ペアレントトレーニングとは、先ほども述べましたように、

基本的には、発達障害がある子へアプローチする時の親側の教育の技です💡

例えば、「言うこと聞かせたい」時。

「言うこと聞かせたい!」という時に、言うこと聞いてくれなくて、

子どもが癇癪を起こして困ったりしてしまうことは誰にでもあることですよね💡

大人側は「もう知らない!」と、なってしまうわけですが、

そうしてしまうと、子ども側は親に見捨てられた感じがして、

どんどん自己肯定感を下げていきます😞

「自分は言うこと聞かない悪い子」だと、思ってしまうんすよね😢

僕は、特別支援学級担任を経験していますが、

そういった子たちと日々暮らしていると、やっぱり、

「僕は、言うこと聞かないから、悪い子なんだ」

と、ぼそっとつぶやく瞬間が結構あるんですよね😞

ただ、親側の気持ちも理解できて、例えば、自閉症のお子さんだと、

そもそも自閉症のお子さんは、想像することが苦手ですから、

こちらが伝えたものの意図が上手く捉えきれず、

こちらがしてほしいことが伝わらない、ってことは、普通にあります💡

そうすると、どうしても「言うこと聞いてくれない!」って、なっちゃうんですよね…。

子ども側としては「言うこと聞いてない」のではなく、

「大人が何を言っているのかよくわからない」という現象を起こしているんですけど、

その両者のコミュニケーションが上手く成立しないんですよね。

こういった時に、どうするのか??

それは、子ども理解力を高めるのではなく、

大人のほうが変わろう❗️

まず、この大前提がペアレントトレーニングの土台となります💡

「子どもを変えるのではなく、自分が変わろう」

これはもちろん、大人側の自分の性格を変えるのではなく、

「大人の技を変える」ことを意味しているのですが、

どうしても、教育の世界って、

子どもを変えようとしてしまうんですよね😢

子どもを変えよう!変えよう!

このように言語化してなくても、

どうしてもこのようなメッセージが強くなってしまいがちなんです。

しかし、教育学的にも、ペアレントトレーニング的にも、

子どもを変えようはナンセンス。

人間は相手を変えることはできません。

ですから、どうすればよいのか。

相手を変えるには、自分を変える。です。

このスタンスがまず、ペアレントトレーニングの大前提になります。

いわゆる、大人側の「マインドチェンジ」が必要なわけなんですよね💡

このマインドを変えることが、すべての始まりの一歩となります。

実は、僕も特別支援学級を始めた当初は、

「どうしたら、この子たちが変わるのだろうか」

という、子どもを変えよう!メッセージが前提となった対応をしていました…。

すると、数ヶ月後には、学級自体があまり上手くいかなくなってしまったんですよね…。

ですが、たまたま行った本屋のペアレントトレーニングの帯に、

「相手は変えられない。まずは、自分が変わろう」

と書いてあったんです。

今の自分が、自戒すべき言葉だな、と手にとって読んだのが、最初。

なので、この記事を読んでいる方にも、

まずは、この1歩目のスタンスが大事なのかなと思って、この部分を書きました😌

(2) ペアレントトレーニングの3つの基本技とは??👍

では、ここからは、ざっくりとしたペアレントトレーニングの手法の解説です💡

今回は、日本で発展した数種類のペアレントトレーニングのうち、

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