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マウントシャスタの思い出

今朝久しぶりに昇る朝日を
見たくなり早朝散歩

歩いて5分のところに昇ってくる朝日が
見られる小道への階段があり
朝日とは反対側にピンク色に染まる
富士山が見える

不思議なことに今日は足が勝手に動く
って感じる日はちょうどそのポイントに
着く時点で朝日が昇ってくるのだ

身体って本当に凄い 
何も考えずに身体が勝手に動くのに従うと 
大抵ピッタリの時刻にピッタリの地点へ
導いてくれたりする事がある

そして冬 ピンク色に染まる富士山を
見ると何故かマウントシャスタを思い出す

富士山の地底とシャスタ山の地底が
繋がってる気がするのだ

シャスタシティではなく
シャスタ山の麓のマクラウドという
小さな町に泊まったのだけれど 
そこは本当に何にもない寂れた場所で
しかも3月のオフシーズン

数件しかない町の店すら
クローズしていてまさに閑散期

夏にはわんさかシャスタを訪れる日本人に
滞在中は1人も会わなかった

何にもすることが無くひたすら
シャスタを眺めながらパンでピクニック三昧

閑散期でお客が少なかった事もあり
宿泊施設の親切な夫婦が車のない私たちを
心配して湖やらシャスタの登山口やら色々
連れていってくれた

このご夫婦がまた信じられないくらい
いい人たちで喧騒の都会を離れ自然の中での
暮らしを求めてアンティークな建物を
改造し小さなホテルを経営してる

特に旦那さんは店の飲み物そんなにボンボン
お客にあげちゃダメでしょ 
ただで案内して回っちゃダメでしょ
って経営が心配になっちゃうような人

あまりにお世話になったので
いくらかお礼を渡したいという私たちに
奥さんは彼は受け取らないわ
そういう人なのと言って笑っていた

心の綺麗な人に幸あれと
心の中で祈る

車なしでこんな山奥に来る私たちも私たち
 注 空港からマクラウドまではシャトルバス

まぁ何とかなっちゃうのでやっちゃうのです

     続く






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