2月4日立春を振り返る
2024年2月4日立春は京都嵐山へ伺いました。チームふくふくさん主催の『立春*福袋』にお招きいただき、おはなし会をしてまいりました。
甲辰の初日に京都でおはなしをさせていただくのならば、どうしたって「龍」や「水」のおはなしは欠かせません。お題は「七福神」だったのですが、どうしてもそのあたりを入れ込まないと成立しないなあと思い、「龍活」の気持ちで参加させていただきました。
会場は老舗旅館の渡月亭さん。エントランスの前に立った瞬間にぼくが何者かを悟った旅館のスタッフさんが、ぼくを会場へ誘導してくださいました。ホスピタリティに溢れる方々は意識の行き届き方が違いますね。玄関で草履を脱ぎながら「おお」と感嘆の声をあげてしまいました。
碧川閣と呼ばれる建物の2階では『立春*福袋』にお越しくださったみなさまの賑やかな声が飛び交っていました。玄関前のロビーから階段を上がってすぐのところで、チームふくふくのみなさまに簡単に会釈をして、ぼくは足早に控え室へ入りました。控え室は「鳴滝の間」という立派な半露天風呂の客室で、広い居間でとてものんびりと過ごすことができました。しかし、やはり「龍活」で来ただけあってさっそく不思議なことが起こったのです。
控え室での滞在時間はおよそ1時間。その間、10分おきに小さいほうの用事でトイレへ向かうことになったのです。それまで細心の注意を払ったこともあり体調は万全でした。強いて反省点を挙げるとするなら、会を迎えるまでの3日間、非常に豊かな食生活を送ったため、信州の自宅で整えたせっかくのボディメイクが台無しになったことくらいです(笑ってください)。
でも、「龍活」中ってこういうことが起こります。つまり、水の循環が活発になるんです。滞りをなくしていくために、先出しのエネルギーにあたる排水が多くなり、同時に給水も必要になります。会の後でチームふくふくさんのご感想を伺った際、おはなし会の最中にも同じようなことが起きた方が多かったそうです。それだけ多くの人数を生かしての循環が必要だったのかもしれませんね。「龍活」自体は大成功だったように思います。
さて、約1時間にわたるおはなし会の間、久しぶりに人前でおはなしすることもあって、感覚が捉える情報量がはち切れんほどにぱつんぱつんになって、
「これってどこからどうやっておはなししたらいいんだろう?」
「1時間は、無理ゲーだ」
と、半ば諦めながら口から出てくる言葉を観察しておりました。
おこがましいことですが、例えばバシャールで有名なチャネラー、ダリル・アンカ氏も同じように、膨大な情報量を前に絶えず「今この瞬間」を捉えて言葉を紡いでいます。ただ、あんな風にしゃべるためにはそれこそ目をつむり、「今この瞬間」に意識を注ぎ、相当な集中をしないといけません。
しかし、渡月亭さんが提供してくださったお昼ご飯「京の玉手箱」をたらふくいただいた後、必要な波動調整のための眠気とともにおはなしをしていたぼくにはその集中力はありませんでした。あまりにも感覚的に言葉を紡いでしまったため、頭の理解に至るようなおはなしではなかったかもしれませんが、おそらく無意識下での情報共有は滞りなく済んだように思いますので、どうぞご安心ください。(?)
おはなし会のあとはひとしきり自分で紡いだ言葉を振り返っていました。
「そうか、ぼくたち全員が宝船に乗るあの七福神と同じなのか。初めて知った」
という風に。そんな時、おはなし会の後にお手洗いに立たれたであろう方から声をかけていただきました。
「実は私、こじょうさんの何の前情報もなく今日ここに来たんです」
「私には、こじょうさんの後ろに金と黒の龍が見えました」
「最初は金で、途中から黒が見えました」
「これが私がおはなし会の中で感じたことです」
とても面白いご感想でした。初めましての方から伺うような話ではないくらいに、なんだかツーカーな感じがしました。同時に、おはなし会を通して無意識下での情報共有が言葉ではない形で済んだことを表しているような気がしました。共有してくださった方の名前は存じ上げませんが、この場を借りてお礼をお伝えいたします。ありがとうございます。
ちなみに、この記事の写真は、おはなし会中にぼくのほうからみなさまを見た視界です。ぼくの背後には金屏風があって、昨日2月10日に販売を終了したアーカイブ動画をご覧になればわかるかと思いますが、さぞ慶賀に見えたことでしょう。ぼくのおはなし会は基本的に滑稽な仕上がりにするくらいがちょうどいいと思いますので、ぴったりな見栄えだったのではないでしょうか・
正直、ぼくが今回おはなしした内容は今現時点では限られた一部の人向けで、広く大衆的な話ではありませんでした。そのため、ほんとうにご縁のあった方にのみ届いたのだろうと推察しています。
次回は3月3日(日)、東京の学士会館で元ファイナンシャルプランナーのらぶこさんと「お金」についての対談をします。どなたでもお越しいただける会です。もし気になる方がいらっしゃったら、ぼくの公式サイトからご覧くださいね。
2024年は上半期ごろまでは積極的におはなし会などの活動を行います。現時点で情報公開されているイベントは下記です。
詳細はまた追って共有させていただきます。
ご興味ある方はぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、今回はこのあたりで。
こじょうゆうや