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小学生でもAIプログラミングができる時代がすでに来ていました

1年以上も前から、小学生でも簡単にAIを使ったプログラミングができる環境が出来上がっていたようです。

Googleが提供するAIの実行環境と、子供向けプログラミングの学習環境である「Scratch」を組み合わせることで、AIを利用したプログラミングが可能になっています。

下記のページの「AI とプログラミングの初歩を学ぶ」のPDFを読み込むと、15分程度で簡単なAIを用いたプログラムが完成しました。


どんなことができるの?

AIを利用すると、画像認識、音声認識、ポーズ認識ができます。

 画像認識

画像認識では、何枚かの画像をAIにインプットし、その画像に含まれる物体が何かを判別することができます。

例えば、消しゴムが映った写真を8枚以上AIにインプットし、また、鉛筆の映った写真を8枚以上AIにインプットします。

そのあと、Webカメラに鉛筆が映るようにすると「今映っているのは鉛筆です」といったように判別してくれます。

 音声認識

音声認識では「あー」としゃべった声と「いー」としゃべった声をインプットし、次に「あー」とマイクに入力すると、今の声は「あー」でしたと、判別します。

他にも、Aさんの声なのかBさんの声なのかを判別したりもできます。

 ポーズ認識

こちらはカメラの前でポーズをとって、例えば腕を交差してバツのポーズをとっているのか、腕を丸くして、マルのポーズをとっているのかを判別したりできます。

キッズAIプログラミングコンテスト

過去には小学生から中学3年までによるAIプログラミングコンテストが開かれていて、

画像処理を使って、交通事故が起こりそうな交差点を見つけたら警告音を出したり、

ポーズによって音楽を流すプログラムがあったり、

画像処理を使って、マスクを着けているかどうかを判定したり、

といったようなプログラムが紹介されていました。

最後に

ここまで簡単にAIを使ったプログラミングができるとなると、すぐそこにアイデア勝負な時代が迫っているなと感じます。

夏休みの自由研究にもAIを使ってみると面白いかもしれません。


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