業務効率化!! ブライダル業界 IT化・DXの課題

ブライダル業界はITに弱い業界だと言われてきました。
古い働き方が当たり前に残っているため、コロナの影響で緊急事態宣言が発令された際も、多くのホテル・式場・関連するパートナー企業のスタッフが出社を制限される中、FAX処理のための出社する…といった大変非効率な場面もチラホラ…。

業界にいる多くの人たちが不便さを感じているにも関わらず、ブライダル業界のIT化・DXがなかなか進まないのはなぜでしょうか?

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ブライダル業界のTI化・DXの事例が極端に少ない?

インターネットで検索すると、他業界のTI化・DXの成功事例は数多く拝見することができますが、ブライダル業界においてはIT化・DXによる成功の事例をほとんど探すことができません。

それはなぜか。

ブライダルのトレンドの移り変わりを探ると主に下記の様になります。

1980年代・・・ホテルウエディング(ハレ婚)が主流
1990年代・・・バブル崩壊とともに地味婚が普及、ゼクシィ創刊(1993年)
2000年代・・・ゲストハウスウェディングが人気に
2010年以降・・・スマ婚・楽婚などの格安挙式が登場する傍ら、完全オーダーメイド挙式が誕生

この様に、これまでのブライダルのニーズには、IT化やDXはほぼ関わりが無く、業界の中でも「IT化したからこうなった!」という成功事例が極端に少ないため、必要性や具体的なイメージができないのではないでしょうか。

また、IT化やDXはそれ自体で売上を増やすのではなく、コスト削減に繋がる手段であり、長期的な目線で取り組む「投資型」のため後回しにされてしまい、目で見てわかりやすい広告媒体へ予算をかけてしまって、いつまでも進みません。

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TI化を進めないと、お客様についていけない時代に

これからの新郎新婦は、スマホやタブレットが当たり前に身の回りにある世代。お客様のネットリテラシーがどんどん上がり、情報はSNSやインターネットで最新のものを集め、定型のような提案や資料には見向きもしなくなるでしょう。

コミュニケーションのとりかたも、メールはすでに時代遅れになりつつあり、リアルタイムに近いスピードでやり取りができるチャット形式へ。
提案力、柔軟性、透明性があって納得のできる価格など、ソフト面が求められ、スタッフ個人の知識やセンスを磨き、高める事が求められます。

これからは、IT化で効率化できる業務はどんどん移行し、事務処理に費やしていた時間を創造する時間へシフトしないとお客様の求めるものに応えられなくなってきます。専門的な分野は内製化せずその道の専門家に依頼し、少しでも時間を有効的に使うことが、これからのブライダル業界を生き残る手段だと考えます。

私たちSTRA BASKET Companyでは、ブライダル業界の業務内容に沿ったIT化・DXに最適なツールをいくつもご用意しておりますので、お困りの際には是非ご相談ください。

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