12月31日の終末感に耐える【日記】

12月31日の終末感に耐える


今年も紅白歌合戦のフィナーレを迎える頃に 私は物悲しさと闘っていた。こうやって刻一刻と時間が過ぎていき、ひとつひとつ終わっていく。全てのことには終わりがあり、生きているだけでベルトコンベア式にその日に近づいていく。そんなことを突きつけられる12月31日・・・年末って煌びやかさの裏にどうしようもない寂しさを感じてしまうんだよね。明るい気持ちで来る年を迎えるというのはどうも自分には向いてない。出演者たちがたくさんの紙吹雪を浴びながら「良いお年を〜」と別れの合図をしたとき「ちょっと待って置いていかないで!?!」という気持ちになった。おそらくそのときの私は、苦しく歪んだ顔をしていたことでしょう。私は毎年、終末のような気分で年の瀬を迎えています。

2024年の初心配


お正月は家族全員で祖母の家に行く予定だったが、弟(20)が前日まで怒涛の飲み会だった挙句に喉が痛いと言い出したので、当日の朝に弟を置いて行くことが決まった。親戚と楽しく過ごしていたのはいいものの、弟のLINEの既読が朝から1回もつかない。電話も出ない。もう15時半を回っている。私と母の間で、彼はいま高熱で倒れているんじゃないか?という心配が密かに募ったので、予定より早く帰ることにした。親戚に根拠なき心配をかけるのもナンセンスなので、特に理由も言わず早く出てきました。結局、駅までのタクシーに乗っている間に弟から「今起きました」(16:17)というLINE。いい加減にしてほしい。いやあでも無事でよかった。これは嫌味じゃないのだけれど、気兼ねなく人に心配や迷惑をかけることができる人って羨ましい。私はいつも誰かに心配かけられてブーブー言ってる側の人間だから。


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