文学フリマ東京39振り返りレポ②がんばったこと・うれしかったことの前半
①の反省Ver.はこちら
今回の文学フリマ東京39では、うれしいことが立て続けに起こった。2日経ってもまだふわふわと、地に足がついていない感じがする。本当に幸せなことだ。万物にありがとうございます。
がんばったこと
noteを毎日更新した
初のビッグサイト開催、過去最大出店数というふれこみに2～3カ月前からビビり散らかしていた私。当日、通りすがりに見つけてもらうなんて奇跡でしかないと思った。
なので、とにかくいろんな人の目に触れる機会を増やそうと、1カ月前から毎日note更新を続けた。ふだんの出来事や思い出を書いて、記事の最後に文学フリマの宣伝をつけて。
おかげさまでwebカタログの「気になる」ボタンを押してもらえた数が増えるスピードがいつもよりも断然早かった。合計数はいつもと変わらなかったけど、開催間近になってたくさんの告知に埋もれる前にアピールできたのはよかったんじゃないかなと思う。
noteと各種SNSでたくさん宣伝した
noteは、文学フリマ開催当日まで残り9日になった日から1日1作ずつ、出品作品を詳しく紹介した。
導入に本作を書いた経緯とかこぼれ話とかを書き、書影、ポップ、試し読みなどを画像で載せた。
このnoteの記事をX（twitter）とBlueSkyに投稿した。Xでは引用リツイートでnoteに載せた画像を添付した。あと、instagramにも表紙やポップの画像を投稿した。
Xでは、note更新以外でも開催のお知らせとか、本やポスターが刷り上がったときの様子を都度都度写真つきで投稿したり、リポストしたりした。リポストに協力してくださったフォロワーの皆さん、本当にありがとうございました。
今までで一番宣伝を工夫したし、がんばった。当日、事前に用意したチェックリストに沿ってサッと購入されていった様子の方が何人かいらっしゃったので、これは効果があったのだと思いたい。
うれしかったこと
ぜんぶうれしかったけど、特にね、特にって話をいくつか。
本作りについていろいろ聞いてもらえた
「本は簡単に作って良い」をお買い上げしてくださった神が、「あの、本の印刷だけだと、だいたいいくらくらいかかりますか……？」と聞いてくださった。
こういう、具体的に動こうとしている前提の問いかけ、すごくうれしい。お役に立ててる実感が勝手に爆上がりする。生きてて良いって言われている気がする。
嬉々としていっぱい話してしまった。
「印刷所さんや部数、ページでぜんぜん違うんですけど、私がお願いしている場所はちょ古っ都さんっていう、皆さんに人気のだいぶオトクなところなんですけど、えーっとこの『本は簡単に作って良い』の場合は…あっ！今、スマホで注文履歴出しますね！！……これ、これくらいです！（画面で値段を見せる）」
「あ、ありがとうございます。あの、ブースの写真も撮っていいですか…？」
「もちろんです！！どうぞどうぞ！！」
「ありがとうございました」と笑顔で去っていく神へ「はやくこっちの沼、きてください！」とニコニコで言って見送った。楽しかった。
見本きっかけでお買い上げが。2組も！
新刊「これはうちの弟から聞いた話なんだけど」は、「試し読みコーナーで見ておもしろかったから……」と言いながらお買い上げしてくださった神が、2組もいらっしゃった。
試し読みコーナーと私のブースは、会場のはじっこと、反対側のはじっこの位置にある。見本を手に取ってもらえただけでもうれしいのに、さらに本を欲しいと思ってくれて、そんな距離を来てくれたことが、ものすごくありがたい。ありがとうございます。ありがとうございます。
これだけ規模が大きいと、『その場の出会いからお買い上げ』は、まず起きない、奇跡に近いことだと思っていた。だからこそ宣伝をがんばったのだけれど。そんな中で、そういう奇跡的な出会いが複数あったのは、すごくすごくうれしかった。そして、そのうち一組の神から、
生まれて初めてサインを求められた
ただただオロオロした。
私「えっと、えっと、どこに…？」
夫「ここだココ！（奥付の空いてるスペースを指す）」
私「あ、えと、お名前は…？」
お買い上げいただいた神「○○で」
私「○○、、、、えっと、えっと、漢字、漢字は、合ってますか？」
神「合ってます、合ってます。あとそこにチョンチョンで」
私「ちょん、ちょん、、、と。…えっと、えっと、私のなまえは…？アルファベット……？」
夫「カタカナで！カタカナでいけ！！」
夫の怒号でなんとか書き終えられたが、ビックリした…。そしてヘニョヘニョの字で大した言葉も添えられず、神には大変申し訳ないことをした。
このあとめちゃくちゃサインの練習した。
まだまだ書きたいことがあって、またもや長くなるので、いったん切ります。次回、うれしかったことのつづき。
通販・他での販売情報
電子書籍
Kindleで電子書籍も販売しています。紙での販売終了した本などもありますのでよかったら覗いてみてください。
booth通販 ※発送は12月7日以降です
なぜ12月7日以降かというと本の在庫全部文学フリマの会場から宅配便にのせた＆平日サラリーマンしてて配送時間に帰宅できなくて宅配便を受け取れないからです。うっかりしていました。
MOUNTZINE
フォトエッセイ「縁環のキリトリ」はMOUNT ZINE様で販売中です。文学フリマとはまたちがったZINEの宝庫なのでお店へ行かれる距離のかたはぜひ行ってみてほしいです。
よろしくお願いしますっ！！
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