2020.09.06

空腹で起床。夫は目を覚まして居間でゴロゴロしていた。夫の横に寝転んでお腹が減ったようと騒ぐ。何にもないねぇ。あっ、このあいだ買ったパンケーキにしようと夫。やったぁ。あ、でも牛乳ないねぇ。えー。ウダウダしていたら宅配便が来た。ようやく買えたパストリーゼだった。うれしい。またしばらくすると、今度は夫が買ったラジオが届いた。デザインがかわいい。いいじゃないいいじゃない。結局、夫が牛乳を買いに行ってくれてパンケーキを作り始めてくれた。私は洗濯に取り掛かった。

生地が混ざったところで夫がバターが無いことに気づく。この間買ったばかりのはずだよ？と一緒に冷蔵庫を覗いたら無塩バターが転がっていた。違う、そうじゃない。今度は私が買ってくるよ、と言って外に出る。近所のイオン系列のスーパーにはPB商品しか無くて嫌だったのでコンビニに行った。切れてるバターの小さいサイズが売られていた。十分でしょう。

買えたので意気揚々と戻る。夫はもう焼き始めてくれていた。だいぶ古くなってきた小さいフライパンを使っていて、うまくいかないとこぼしている。フライパンがもう駄目かもしれないね、と答えた。夫が作ってくれている合間を縫って洗濯ものを干す。1枚目が焼きあがったので先ほど買ってきたバターをのせた。2枚目が焼きあがるまで待つけど、バターだけは冷めると溶けなくなってしまうのでのせておく。2枚目も無事焼き上がったので2人でテーブルにつき、いただきます。

とてもおいしかった。もっちりしていて小麦粉の風味がよい。夫が冷めた方のパンケーキを食べてる私を気遣って焼きたての熱々を分けてくれた。熱々もおいしいけど少し冷めたのも小麦粉の香りがよくわかっておいしいよ、と私も自分が食べていた方を切り分けて夫のお皿にのせた。ほんとだね、と夫。

それぞれ1枚ずつ食べてから最後の1枚を半分こした。夫はブルーベリージャムにさらにはちみつをかけていたのですごい暴力的だねと驚いた。

食べ終わり、この間やろうと思ってできなかった新しい家で使うものの買い物リストを作りはじめた。途中で異様な眠気に襲われ、中断。眠気に逆らわず、居間でゴロゴロしていた夫の隣に寝転んで昼寝した。

数時間で目が覚めたがめちゃくちゃ体がだるい。なんだか変な感じ。台風が近づいてるらしいので気圧のせいなのかもしれない。

そのままなーんにもせず、寝たり起きたりを繰り返して時間だけが過ぎた。お昼を食べ損ねたので日暮れ前からお腹が減ってきた。カレー食べたいね、と夫と話す。だけど作るのは面倒だね。というわけで近隣のカレー屋さん情報を調べる。行ったことのある店舗2つで迷っていたが、行ったことのない気になるお店が現れたのでそこにしようと決めた。それにしても早すぎたので日が暮れるのをじりじり待った。

ほどよい時間になったので出発。雨が上がったあとだった。徒歩5分ほどで到着。店内には誰もいなくて入りにくかったけどえいやと入った。少し心配になる。

私はチキンとほうれん草、夫はチキンと他にいろんな具の入ったカレーにした。つけあわせはナンで。そのほかに夫はサモサやシークカバブを頼んだ。

テーブルの上が一気にパーティーみたいになった。こういうところのデカいナンは漏れなくテンションがあがる。カレーもナンもおいしくて安心した。店内にはテレビが流れていた。虫の苦手なアイドルがカブトムシを探して捕まえる番組をやっていた。全長7cmというカブトムシが登場した。サイズを思い浮かべて、夫といやー、無理無理と話した。夫が食べきれないと言ってチーズナンを半分テイクアウトにした。サービスだと思っていたジャスミンティーをしっかり勘定に入れられて退店。

家に帰ってからも調子が出ない。ゴロゴロウトウトして過ごす。夫が湯舟にお湯を溜めてくれたので一緒に入った。入浴剤を使い切った。できたら引っ越しまで大きな新しいやつは買いたくないなと思った。

ぼんやりお風呂に浸かり、ぼんやり温まって出た。日記を書いていたら夫が先に寝室に入った。音楽を流していたのでまだ起きてると思ってダイニングから話しかけたら寝ぼけ声が返ってきて悪いことしたな、と思った。用事が済んだので私も寝室に入った。足元からヘッドスライディングで滑るようにベッドへ寝転がろうとしたらちょうど手を置いた場所に夫の手があって思い切り上から押してしまった。ごめんごめんと呟くとまた寝ぼけ声でいたい…と抗議された。悪いことしたと思ったのにまた悪いことしてしまった。

改めて布団に入り、夫の寝息を聞きながら就寝。