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問0 志望理由を記入せよ。

 久々にnoteを綴ることにした。そのきっかけはたまたま聴いた高輪発の某ラジオだ。今までだれかに見られる形で発言することは、自分の意見の表明ととらえていたため、誰かに見られてこそだと思っていた。もちろんそういう側面はあるし、こういうプラットフォームにおいてそれを求めることは大事なことである。加えて、避けられないものであると同時に利用する価値であると考える。ただ、別の角度から見ればこのインタラクションにはインプット的な側面が確かに存在している。そういう意味では誰に見られているとかではなく、何でもないひとりごとを堆積させておくことは将来的に価値あるものへと変貌させることができるかもしれないと思った。
 
 成功者はたくさんの打席に立つという。私にとって卑近なラジオに置き換えてみれば、いつもメールを読まれ、時にパーソナリティから認知を得る所謂はがき職人はいい例だ。彼らはラジオ番組でメールを読まれるという華のある事象の裏で、大量のネタを仕込み、とにかく多く時にはとてつもない速さで番組あてに送っている。その数は何千通ともなるとも聞いたことがある。一方で、メールを読まれたいと思う反面数を打たない人間や、内容の推敲を重ねることなくメールを送ってしまう人間もいる。そういう人のメールは概して読まれないし、読まれたとしてそれは一過性のもので再現性が低い。つまるところ彼らはラジオメールにおいて成功をつかむことはできないのである。

 このように単純なことに置き換えれば理解できると考えているが、何事もとにかく数をこなすこと、それと同時に洗練させていくことが大事で、そのメールの送信箱に溜まる無数のボツメールの堆積が彼らを育てていくのだと考える。

 そう思えば、これから続けていこうと思うインプレもコメントも稼げない僕のnoteも、その堆積とともに自分を育てる養分になる可能性を秘めているはずだ。言わずもがな何らかの学びを得て、内容も表現も磨く必要がある。その努力さえ怠らなければ、目に見える数字だけではなく自らが磨かれていくのではないかと考える。

(今回は(今後も)大学受験の小論文のように800~1200字程度でと思って書いてみた。きっとそのほうが続けやすいと思うから…)

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