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使徒の働き(礼拝説教要約)

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#礼拝説教

使徒の働き8章26〜40節 「多様な世界に、神の愛を -ピリポの宣教-」

使徒の働き8章26〜40節 「多様な世界に、神の愛を -ピリポの宣教-」

新約聖書に収められている「使徒の働き」は、
キリスト教が世界にどのように広がっていったかを記録しています。

それは、それまでユダヤ社会という単一な文化の中にあった福音が、
多様さをもった世界にどう発信され広がっていったのかという物語でもあります。

私たちの住むこの世界も、
私たち自身も多様さに満ちています。

それはこれらをデザインされた神ご自身が唯一の方でありながらも、
その存在の内に「三位

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使徒の働き5章33~42節「神からの思いをいただいて」 2023.7.9 礼拝説教要約

使徒の働き5章33~42節「神からの思いをいただいて」 2023.7.9 礼拝説教要約

ガマリエルは、
イエスの弟子である使徒たちと、
彼らを裁こうとするユダヤの宗教家たちとの間に立ちました。

彼の言葉は、
ペテロたちを中心にしたムーブメントが
当時の良心的な人々の目にどう映っていたのかということを示しています。

「自称メシアを名乗ったナザレのイエスとその弟子たちが巻き起こした熱狂」
として彼らの目には映っていました。

しかし一方でガマリエルは、
その人がメシアと自称・あるいは

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使徒の働き3章1〜11節「私たちを見なさい」と言えるために。

使徒の働き3章1〜11節「私たちを見なさい」と言えるために。

ペンテコステの日に誕生したエルサレムの教会の姿は
使徒の働き2:43-47節に記録されています。

「教会」と言っても彼らは建物を持っていたわけではありませんでした。

「宮に集まり」とは、
エルサレムの神殿に集まっていたということです。

このことはキリスト教の性質にとって非常に重要です。

キリスト教は単に
道徳規範や社会を都合よく回すために作られた哲学ではないのです。

私たちは、ユダヤ教で

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使徒の働き1章3〜8節「聖霊の力」2023.5.14守谷キリスト教会礼拝説教

使徒の働き1章3〜8節「聖霊の力」2023.5.14守谷キリスト教会礼拝説教

イエスは使徒たちを神の国を述べ伝えさせるために、
世界中に遣わされました。

しかし彼らは、すぐに出て行ったのではありません。
イエスから「父の約束を待ちなさい」と言われていたからです。

彼らは天の父からの約束としての聖霊が与えられました。
それまでは、
本当の神を信じる人の一部にしか与えられなかった聖霊が、
イエスを救い主として信じるすべての人の内に住まわれるようになりました。

このことを祝

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