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Soil work Akiya Village - 内側から見える、あたたかい景色 / 柳内 幸子

こんにちは、Soil work Akiya Villageのコミュニティマネージャーをしています、Sachikoです!

コミュニティマネージャーとは、コミュニティを運営・管理し、活性化させる役割を担うスタッフ。会員さんが有意義な経験を得られ、会員さん間を繋ぐ架け橋となるべく、イベント企画・運営のほか施設の運営・管理などを日々担当しています。

そんな私が働いているSoil work Akiya Villageとはどんな場所なのか?
一言でいうと、コワーキングオフィスが入る会員制の複合施設。だけど、「働く場所」という言葉だけでは片付けられない ”何か” がここにはあるのです。
何故だかここは、おもしろい大人たちばかりが集まってくる不思議な場所。
ここをハブにして人が交わり、おもしろいものが次々に生まれ、唯一無二の場所になる。
そのエネルギー連鎖の根源は、会員さん同士が織りなす温かさが、ここにはあふれていることにあるのかもしれません。

施設の詳しい紹介はぜひこちらの記事を見ていただきたいのですが、(海の見える絶景オフィス~Soil work Akiya Village の魅力
今回は、コミュニティマネージャーという立場で、秋谷のコミュニティの内側にいる私から見たSoil work Akiya Village のリアルな魅力をお伝えできたらと思います。

人と人で作り上げるオフィス

秋谷以外にも複数拠点をもつSoil work ですが、秋谷の会員さんの特徴は何と言っても、すべてにおいてアクティブなこと!
そして会員さん同士のコミュニケーションも活発です。
コミュニティチャットでも、頻繁に会話が飛び交い、そのやりとりに、くすっと笑みがこぼれることもしばしば。お昼になると、自然と1つのテーブルに集まってランチを食べる光景は、なんとも素敵です。

ケータリングランチをみんなで囲み、トークイベントを開催したことも

秋谷の会員さん同士の仲が深まったのは、秋谷のお庭に立てる看板(サイン)を、協力して手彫りしたことがきっかけだったように思います。
1か月半ほどかけて、忙しい仕事の合間を縫って彫った愛着のあるサイン。終わらない夏休みの宿題みたいでしたが、失敗しながらも徐々に上達し、あの時間を共有したことと、努力の末に味わった達成感が、みんなをつなげてくれたのかもしれません。

1文字1文字、彫刻刀で手彫り!
みんなでコツを教えあいながら。
もくもくと作業しながら、お話にも花が咲きます。
「Soil work 」が「Soil works 」になっているのはご愛嬌(笑)


5月末には、みんなによるみんなのためのBBQも開催しました。

(写真 Nanako Ono)

平日の昼間にも関わらず、仕事を切り上げて30人以上が集まり、とても有意義な時間を共有できました。たくさんの笑顔にあふれた、温かな時間。

Soil workチーム コミュマネメンバー
一緒に写る会員さんも、もはやコミュマネの域!(笑)
(写真 Nanako Ono)
(写真 Nanako Ono)

買い出しや準備、当日の焼き担当に至るまで、会員さんの協力なくしては成り立たちませんでした。みんなへの感謝に尽きる、素敵な会でした。
暗くなったら終了だったはずが、結局20本のワインを全部飲みきるまで続いたっけな(笑)。


Soil workの魅力のひとつは、「都市」、「ローカル」、「ネイチャー」それぞれの拠点を自由に行き来できること。(フル会員はすべての拠点を利用できます)
そして行った先々でさらにコミュニティの広がりが生まれ、新たな気づきにつながるということ。
秋谷の会員さんは、日本橋、瀬戸田のイベントにも積極的に参加してくれたり、Soil work全拠点を利用してくれたりと、他拠点との関わりを深めてくれています。みんな、情報をつかみ取ったり、おもしろい事に対するアンテナがハンパじゃないのです。

Soil work Nihonbashi 3rdでのイベントの様子

Soil workの提供する”気づき”に共感してくれて、一緒に体感してくれる。そんなアクティブな会員さんが多く在籍しているのも秋谷のコミュニティのおもしろさではないでしょうか。

(写真 Nanako Ono)

そんな温かい会員さんに囲まれて、わたしはいつも仕事をさせてもらっています。
私が壁にぶち当たったとき、目指す方向を見失ったとき、チームメンバーと同じく良き相談相手なのが会員さんたちなのです。
みんな本当に気さくで、豊富なアイディアや経験、行動力を持っている人たちばかり。
会員さんとお話することで、問題がクリアになったり、ヒントをもらったり、とても良い刺激をうけています。
これは私にとって、ものすごく心強く、そして何よりもありがたいこと。
多忙な方ばかりにも関わらず、積極的に人や物事に関わろうと協力してくれる姿勢には、本当に感謝しかありません。

リジュさんが作る、こだわりのお庭

そして、Soil work Akiya Villageの象徴といっても過言ではないのが、海が映えるお庭。

そんなお庭を作ってくれているのが、リジュさん。
会員さんのこと、遊びに来る子供たちのこと、自然のことを考えて作ってくれています。

入口のデッキは、何度も千葉の漁港まで行って、潮でやけた木材を入手して作ってくれました。

食事をしたり、オンライン会議をしたり、読書をしたりと
みんな様々な用途で使ってくれています

デッキの下には、リジュさんが大切な人から譲り受けたという、色とりどりの石たち。

「今までとっておいたんだけど、ここに絶対合うと思って。かわいいでしょ?」って笑うリジュさん。

実はSoil work Akiya Villageで一番最後に完成したのは、丘の上にある施設に続く車道と駐車場でした。
それまでは、急な坂を徒歩で登ってくるしか施設まで来るすべがありませんでした。リジュさんは、重たい石も、土も、木材も、全部担いで上ってきてくれていたのです。

季節が変わっても、お庭にはリジュさんの姿がある。
「来るたびにお庭が何か変わってるね!」久々に遊びに来てくれる方は、みんな口を揃えてそう言ってくれます。

いつもありがとう、リジュさん。

大人も子供もシームレスに楽しめる空間

朝は鳥のさえずりが聞こえ、昼にはランチの良いにおいがして、夕方には子供たちの声とサッカーボールの音が心地よく響きます。それらを微笑ましく感じながら、仕事をする。
仕事の合間には、海風を体いっぱいに吸い込みながら、季節の移ろいを感じる。ここは一年を通して五感をくすぐる音にがあふれる、心地いい場所。

そんなSoil work Akiya Villageが目指すのは、大人も子供もシームレスに楽しめる空間であるということ。
仕事も遊びも全力な大人たちの傍らで、子供たち同士もゲームから手をはなして、額に汗をにじませて遊ぶ姿がここにはあります。

(写真) Nanako Ono

私自身も、学校の長期休みには子供と一緒に出勤し、庭に出て思いっきり遊ぶ子供たちを窓から眺めながら仕事をする、そんな一日を過ごします。息子は、ここで仲良くなったお兄さんとサッカーをするのを楽しみにしています。
この夏休みには、お庭にプールを出そうかな?木がたくさんあるからスラックラインとターザンロープもつけちゃおうかな?と親の私まで今からワクワクしています。

今後も、ファミリーで楽しめるイベントを数多く企画しています。
”気づいたら、子供たち同士が仲良くなっていた!”
”そうしたら大人ももっと楽しめるようになった!”
という好循環を作ることが、私たち運営チームの目指すところでもあります。

(写真) Ayato Ozawa

大人も子供も、働く人も、住む人も、訪れる人も。

様々なエネルギーが共鳴して、今のSoil work Akiya Villageが誕生しています。
人と人が作り出すエネルギーには、未知の可能性や、人の心を動かす”ワクワク”が潜んでいます。

みんなが自然と集い、関わり合い、溶け合うように次なる可能性が生まれていく場所でありたい。
そんな想いを大切に、豊かな生き方そのものを体現する場所として、Soil work Akiya Village がこれからも成長していくよう、私も楽しみながら伴走していきたいと思います。

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プロフィール
柳内 幸子|Sachiko Yagiuchi

静岡県浜松市生まれ。前職は美容師で、Stapleメンバーの中でも異色の経歴を持つ。三浦半島への移住をきっかけに感じるものやコトが一変。人の魅力が活きるまちづくりというものに興味を持ち、転職を決意。色々な方とのご縁があってStapleへ入社。現在はSoil work  Akiya Villageにて、コミュニティマネージャーを担当。おいしいお酒を楽しく飲めたら文句なし。キャンプ・海と空を見るのが好き。たまに家でナメクジみたいな1日を過ごすとリフレッシュできる。これからチャレンジしたいことは、着物を着てお出かけ・ガーデニング・ヨガ・釣り。自分に優しく、人にも優しく、いつでもフラットにいたい。