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特別支援の先生に動画を届けた件

こんにちは!タノ🦒です。
今日の記事は「特別支援の先生に動画を届けた件」です。

先日、ある先生からこのようなメッセージをいただきました。

小学校で特別支援担任をしております。 facebookの友達つながりから、タノ先生のご実践に行きつき、ご投稿を拝見いたしました。YouTube動画の書体の回に感動し、思わず友達申請させていただいた次第です。 子どもの学び支援でグラログに強い関心をもったこともあり、よりタノ先生のご実践やマインドにふれてみたいと強く願うところです。

一部修正 DMより

正直、自分がこのようなメッセージをいただけるとは思っていませんでした。

そして、やりとりをする中で、こちらの先生が今向き合っている生徒さんのことについて伺えました。特別支援のその子が、自主学習の方法について模索されているとのことでした。
「長文を書き連ねるノート」や「板書そのままコピペノート」ではない方法を探されて、ご連絡をいただいたということが分かりました。


連絡をいただいた日に、
自分に何ができるか」と考えました。

Udemyの講座はありますが大人向けですしお金もかかる。
ホームページや漫画はありますが、入り口としてはハードルが高いです。

ここで今手元には
「子ども向け」のコンテンツが少ないことに気づきました。

そこで、
《ないなら作ろう》と、新しく動画を作ることにしました。

テーマは「スケッチノート」。
イラストや短い言葉で書き表すノートです。

実際に書いてみました


約1週間。

chatGPTも使いながら、推敲を重ねて台本を作りました。
以下がその台本です。

パッと見てわかる「ノートの書き方」を紹介します。 小学生から大人まで使える方法です。
ノートと言えば、文字でびっしりのノートを思い浮かべるかもしれません。先生の板書をそのまま写すノートです。
でも文字を書くのが苦手な子もいますし、文字を見てそのまま写すのが苦手な人もいます。それは、努力不足だけが原因ではありません。
確かにきれいな字や文章が評価されることもありますが、それが唯一の良いノートの形式ではありません。
ノートの基本的な目的は、自分のためにあるのです。学んだ内容を整理し、忘れても再び確認できるようにすることです。これを繰り返すことで、学んだことをしっかりと覚えていくのです。
従来のノート作成は、長い文章をきれいに書くことを目指してきましたが、私は「短い言葉と簡単なイラスト」で「シンプルに書く」ノートの作り方を提案します。
「短い言葉とイラスト」で書かれたノートは、一目で内容が理解できます。視覚的に理解できるものは、記憶にも残りやすく、学びの効果が高まります。
必要なのは、短い言葉で表される「キーワード」と、それをつなげた「ストーリー」です。そして、それを簡単な記号やイラストで表現するのです。このようなパッと見て分かるノートの記録方法がスケッチノートです。さあ、やってみましょう!

今回の台本

スライドも新しく作ってみました。

一部スライド
一部スライド

「長文を書いて、がんばって理解する」ではなく、
楽しく、パッと見て理解できるノート」を。

まだノウハウが少ない私ですが、
少しでも分かりやすく伝わるように工夫しました。

そして企画→絵コンテ→台本→収録→編集。
繰り返すこと一週間。

完成した動画がこちらです!

さっそく昨日の夜、遅い時間でしたが、
真っ先に先生にメッセージとリンクをお送りしました。

こんばんは! 夜分にすみません汗 お話を受けて一本動画を作ってみました。 長い文章ではなく、短い単語とイラストを使って書く『スケッチノート』についてです。 私が考える視覚的なノートの構成はこんな感じですが、 少しでもご参考になれば嬉しいです! もし何かご不明点やご感想があったら、教えてください! 先生のご活躍を応援しております(^▽^)

タノのメッセージ

その後数十分後にご返信をいただきました。

貴重な動画シェアありがとうございました! さっそく拝見いたしました。 やはり、これまでの“当たり前”とされてきたノートテイクをアンラーンしていっていいのだと感動しました。 動画の構成も、ゴールを伝えてからの詳細へと流れていく組み立ては支援を任されている者としてとても興味深く大変学びになりました。 この動画は、タノ先生のお人柄も伝わってくるように思いました。 お願いですが、この動画を以前にここに書いた子に見せてやりたいのですが、いかがでしょうか?入り口に一歩踏み出しさえすれば、自力で深めていける子なので…そういった意味で、この動画は手がかりになるはずなんです。そして、従来のノートテイクを手放していいことを伝えていきたいのです。

先生からのご返信

とても丁寧なお言葉でいただきました。
そして文章の全体から、目の前の子に向き合っていることがすごく伝わってきます。

やっぱり現場で、目の前の子にダイレクトに届けられる先生は最強だなと思います。
伝えたことが、目の前の子に伝わり、次世代に、未来に繋がっていくのだと感じました。

その最前線で子どものことを考え模索する先生を尊敬いたします

最近、私も子どもたちと再び向き合うことになりました。

自分自身が教わってきたことを大切に、
それを次のだれかに伝えていけるように、
これからも発信を続けていきたいと思います。


勝手に動画を作って送らせていただいたにも関わらず、暖かいお言葉をいただきました。
今回は、そのための貴重な機会をくださった先生にこの場を借りて感謝申し上げます。


だれかに届ける。最適な方法で。


これからも頑張ります!
タノ🦒でした!またね!

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