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【Docker】dockerでwordpressを立ち上げよう(動画付き)

今回はdocker-compose.ymlを使って、wordpressを立ち上げてみましょう。

docker-compose.ymlに慣れることが今回の目的です。

動画による解説はこちらです。

では、やっていきましょう。

1 docker-compose.ymlを作成

どのようなコンテナを作るのかの設計図がdocker-compose.ymlです。

まずは、下のように任意のフォルダに空の「docker-compose.yml」を作りましょう。

2 Docker Hubを見てみよう

Docker HubWordpressを見てみましょう。

多くの場合、作り方などが載っています。

Docker HubはDockerレジストリと呼ばれます。

ここでDockerのimageが取得できます。

今回は下の部分をローカルにコピペしましょう。

3 構成の確認

中の構成を大まかに見てみましょう。

まずは「services」の中に「wordpress」「db」の2つがあることがわかります。

今回、この2つのコンテナを作成します。

また「image」を指定し、それぞれがどのimageからコンテナを作成するのかを指定します。

4 ボリュームマウントについて

まずはマウントには大きく、次の2つがあります。

①ボリュームマウント
②バインドマウント

Dockerの管理下にマウントするのがボリュームマウントです。

一方、自身のデスクトップなど、Dockerの管理下出ない場所にマウントするのがバインドマウントです。

今回はボリュームマウントです。

上のように「volumes:」で2つの格納場所を作り、それぞれ接続しています。

5 depends_onを設定する

「wordpress」というサービスは「db」が必要なので、依存関係を設定します。

下のように「depends_on」を設定しました。

depends_on:
- db

これによって、「wordpress」「db」に依存する関係となりますので、先に「db」が作られるようになります。

また、環境変数である、「environment」でも「WORDPRESS_DB_HOST」「db」を指定しています。

6 ネットワークを作成する

2つのコンテナを繋げるためにnetworkを作る必要があります。
今回は「network」という名前で作りました。

実はこのように明示的にない場合はデフォルトで作成が行われます。

ただ、やっていることを明確にしたいので、このように作成しました。

7 コンテナを立ち上げる

準備ができたので、立ち上げましょう。

docker-compose up -d

下のように、まずはネットワークが作られ、その後にvolume、コンテナといった具合に作られました。

下のように「8080」に接続すると、ワードプレスが立ち上がっていることが確認できました。

http://localhost:8080

8 作ったDockerを削除する

使わなくなったDockerは消しましょう。

docker-compose down

上のコマンドで消すことができるのですが、下にある通り、imagevolumeは削除されません。

そもそも、volumeはコンテナを消す際にデータまで一緒に消えないようにするという意図もあります。

そのため、volumeの削除は慎重に行なってください。

!!注意!!
ボリュームは消す前に、消して良いものかを確認してください。

今回はテスト用でこれ以上使わないので、下のようにして、ボリュームを消しています。

例えマウントされていなくても残しておくべきvolumeは存在し得ますので、削除の際は十分お気をつけください。

今回は以上です。


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