見出し画像

ビール屋さんが教えるお酒にぴったりなおつまみレシピ #おうちで晩酌

近頃ニュースをみると、大阪の街からも人の姿が消え、難波も梅田も2か月前までとはまるで違う場所のようです。

画像1

こんにちは!大阪、心斎橋にあるクラフトビアバー、スタンドうみねこの料理担当、(ご存知大酒飲みの)あみです。

おうち時間が増えて、みなさま以前と生活リズムが変わりましたでしょうか?私は今が一番整っていて、23時に寝て、朝5時に自然と目が覚める(早すぎ!)とても健全な生活を送っております。まだ空気がひんやりしている早朝に窓を全開にして部屋の空気を入れ替えるのが最高です。ただ一つ悩みが…私の部屋網戸ついてないので、これから夏になれば虫の出入り自由空間になってしまうのでしょうか…。そういえば前住んでた家も網戸なかったです…私網戸運が極めて低いのでしょうか。家を借りる時に毎度見落としています。ホームセンターで網戸、買います。

早寝早起きが習慣になれば、時間にも余裕ができ、朝昼晩のご飯も楽しみになりますねそして夜のご飯もいろいろ挑戦してみたくなります。もちろん晩酌のお供としてのおつまみも自分でチャレンジしてみたいです。そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回で4回目の #うみねこレシピ がそんなみなさまのお役に立てていれば私たちもとても嬉しく思います。

お茄子から湧き出る〇〇

さて、今回ご紹介させていただきます #うみねこレシピ花椒出汁のお茄子の揚げびたしです!
花椒(ホワジャオ)、みなさまご存知ですか?中華料理などの辛味付けでよく使われる山椒のひとつですが、ピリッとしびれるような感覚と、スーッと広がる爽やかさが特徴です。そんな花椒をお出汁に混ぜて揚げたお茄子を浸してやろう、というおつまみです。
日本でよく見る山椒も最近よくたべられていますが、私まだ、山椒とうなぎの組み合わせ食べたことないです!定番の組み合わせですが今年中に食べるぞ!と宣言させていただきます。

今回のレシピの所要時間

話が若干うなぎ寄りになってしまいましたが戻します。花椒出汁のお茄子の揚げびたしの所要時間は調理時間15分+漬け込み時間2時間です。調理さえ終わればあとは待つだけです。あら、簡単です。
しかも今回使う食材もスーパーで揃うものばかりです。花椒はスーパーの中華調味料のコーナーに置いています。パウダーとホールとありますが、ホールを選んでくださいね。花椒、一度購入すればいろんな料理にかけるだけで一味違う仕上がりになりますのでぜひお試しいただきたいですね。ちなみに私の大好物、納豆にかけても美味しかったですよ!

動画で予習

さて!どうやって作るのでしょう?
短く簡単に動画で説明しておりますので、ぜひご覧ください。調理しながらでも見やすい動画になっております。

https://youtu.be/vf_BTlM2LZw


調理中の写真です。うわぁー光り輝くお茄子です。からっと揚がっているこのお茄子たちに今からシュンシュンと花椒出汁がしみこんでいくわけです。しみ込ませてる2時間、何をして過ごしましょう?私は迷わず、ビールをプシュッと開栓ですね。いい感じに酔っ払ってきた時にちょうど出来上がる花椒出汁のお茄子の揚げびたし、ナイスタイミング!ですね。詳しい分量が気になってまいりました。
画像2


お店のお話

詳しい分量の前にお店のおはなしです。

【スタンドうみねこ】
2018年8月に大阪心斎橋で、大阪・西成のブルワリーDerailleur Brew Worksの直営店としてオープンしました。
Derailleur Brew Worksのクラフトビールをはじめ、国内のマイクロブルワリーのみ取り扱っております。
店内は4坪ながら10タップのドラフトビールを取り揃えており、国内外のお客様は一度乾杯すればもう仲良し、連日来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。

画像3

542-0085 
大阪市中央区心斎橋筋2-2-11 小川心斎橋ビル1階
080-8157-9017


【スタンドうみねこはなれ】
隣のビルの3階には20タップのドラフトビールとボトルビールを取り扱う姉妹店「スタンドうみねこはなれ」も週末の隠れ家として営業しております。はなれはお料理も充実しております。
そしてそして2020年6月には京都・河原町で「スタンドうみねこ コト」がオープン予定です!

画像4

542-0085 大阪市 
心斎橋筋2-2-10 新日本三ツ寺ビル3階
06-6575-7939


詳しい情報はSNSで発信しております。
スタンドうみねこ
https://www.instagram.com/stand_umineko/?hl=ja
スタンドうみねこはなれ
https://www.instagram.com/beersnack.umineko/

落ち着きましたらみなさまとお会いできるのを楽しみにしております!



分量はこちらからどうぞ!

画像5

【材料】
お茄子    …2本
サラダ油   …適量
 
水      …大さじ4
お酢     …大さじ2
しょうゆ   …大さじ2
みりん    …大さじ1
砂糖     …小さじ1
花椒(ホール)…小さじ2
白髪ねぎ   …適量 

作り方

画像6

①まずはお茄子の準備からです!お茄子は水でしっかりと洗い、ヘタを切り落とします。そして、縦半分に切ります。出汁につけるので、太めのまん丸いお茄子よりも、細めのお茄子の方が、容器に入れて浸す時浸りやすいですよ。ですので、スーパーでよく見かける細いお茄子を選びましょう!

画像7

②縦2つに分けたお茄子の2/3の深さまでそれぞれ隠し包丁を入れていきます。ここ、このおつまみを作るにあたっての、まず第一の見せ場だと私思っております。包丁がスイスイいくの気持ちいいです。ぜひこの場面はYouTubeの方で何度もご覧いただきたいところですね。そんなこんなでお茄子のジャバラを作っていきます。そしてジャバラ化した茄子をそれぞれ2等分にします。

画像8

③お茄子を水につけてアクを抜きます。お茄子ってアクをしっかり抜かないといけない野菜の一つですよね。昔、アクを抜かずに野菜炒めを作ったら、他の野菜まで紫に染まってしまって驚いた経験があります。お茄子の紫に油断は禁物ですよ。今回のおつまみはお茄子しかないですが、えぐみなども残っていますのでしっかりアク抜きしましょう。

画像9

水、お酢、しょうゆ、みりん、砂糖、花椒のホール を鍋に入れ、一煮立ちさせます。花椒のピリッとした辛味がしっかり他の調味料につきますようにお祈りしながらしっかりと煮立たせます。水分が飛びすぎたら、水を足してくださいね。ここいい香りポイントですよ。

画像10

⑤白髪ネギを作ります。白ネギに軽く切り込みを入れ、中の芯は取り除きます。白い部分を広げ、繊維に沿って端から細かく切ります。ここは精神を統一する場面です。極限まで細く切るのがポイントですよ。極限まで細く切られた白髪ねぎはやはり食感に差が出ます。切ったねぎは水にさらして辛味を抜き、シャキッとさせましょう。

画像11

⑥油を170度まで温めます。温めている間に水の中にいるお茄子達を取り出して水分をしっかりとしっかりと拭き取ります。なぜ「しっかり」を連呼したのかというと、昔家で揚げ物をしていた時、うずらの卵を揚げたんですが…おそらく油の温度が高すぎたのか、うずらの卵の水分量が我慢できなくなって、思いっきり油の中ら飛び出してきた経験があるので、水分と油、みなさま本当に気をつけてくださいね。

画像12

⑦温まった油の中にお茄子を入れていきます。170度の目安は、菜箸を油の中に入れたら、菜箸から細かい泡が出ている状態です。中までしっかり火が通ったら取り出し、油を切ります。

画像13

⑧お茄子が熱いうちに先ほどの調味料に漬け込みます。2時間たったら完成です!2時間待ち遠しいですね。でもこの2時間待てばよくしゅんだお茄子に会えますよ。この間に前回までにご紹介した、塩辛ジャガバターやハニーマスタードベーコンを作って、花椒出汁のお茄子の揚げびたしの出来上がりを待ってみてもいいかもしれませんね。盛り付け時に先ほど切った白髪ネギを飾りましょう。さらにお出汁も上からかけちゃいましょう。


画像14

みなさまいかがでしたでしょうか?よくしみこんだ花椒出汁の揚げびたしできましたでしょうか?ジュワッと出てくるお出汁を感じながら冷えたビールで流し込む、なんて幸せに溢れた時間なのでしょう。もちろん作った翌日もお召し上がりいただけますので、少し多めに作って翌日さらにお出汁が染み込んだお茄子を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、今回初めて花椒に挑戦しましたー!という方、いかがでしたでしょうか?スーッと口の中に広がる爽快感、初めて食べたときびっくりしませんでしたか?まだまだ知らない食材がこの世の中にあると思えばすごくワクワクしますよね。だから料理って楽しいんですよね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!次回の #うみねこレシピ はお初の甘いもの、ドライイチヂクハニーです。お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?