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感情のチラリズム

池治です。7/21(火)の稽古場の様子をお伝えします!

今回の稽古のキーワードは「色気」でした。一般に色気と聞くと性的魅力が喚起されますが、舞台での色気はまた少し違った概念で。僕自身もまだ理解しきれてないのですが、なんとか書いてみようと思います。

もどかしさと、にじみ出るリビドー

今回の記事タイトルにありますように、色気を出すには「感情のチラリズム」が大事です。直接的なアプローチではなく、偶発的にチラッと見せる。少し分かりづらいので例をあげますと、例えば悲しいとき。全力で悲しむのではなく、悲しみを押し殺す。押し殺しているけれどその姿からは悲しみがにじみ出てしまう=抑えきれないほどの大きなリビドー(欲望)が存在するという風に表現できるわけです。

ここで大事になってくるのが「待つ」という行為です。抑えきれないほどの大きなリビドーが存在するということは、本当は抑えたくない筈なんです。全力でそのリビドーを解放したい筈なんです。それを、待つ。やりたいこと(リビドーの解放)が出来なくてそれはそれはもどかしくなるけれど、なんとかこらえる!こらえたもどかしさから、リビドーがにじみ出る!!ちなみに僕は今までそんな事一切考えずに馬鹿正直に動いていたので、待つもへったくれもありませんでした笑

まとめ。色気を出すには、

1.抑えきれないほどの大きなリビドーを持ち

2.そのリビドーの解放を「待つ」

この2つが出来て初めて感情のチラリズムが形成され、最低限の色気が出るのではと考えます。そもそもリビドー作りが出来ていないとにじみ出るもんも出ないです。

以上はあくまで池治個人の見解です!偉そうにすみませんでした!

それでは稽古場写真を載せていきます!

稽古場写真1-2

↑実はこの日は実際の会場、in→dependent theatre 2nd での稽古でした!

稽古場写真1-3

稽古場写真1-5

↑演出の剛さん。稽古場の誰よりもアツいです!

稽古場写真1-4

↑振り返る香村さんとたじろぐ鍋さん。この二人の関係も、稽古を重ねるごとにどんどん重く、面白くなってます!

稽古場写真1-6

↑ぶれるハリーさん。本人曰く気を練っていたら分身したみたいです。冗談はさておき、ハリ―さんのセリフは一つ一つが心にズシンと響いてきます。

この日はあまり写真が撮れなかったですが、本当ににどのシーンも見応えたっぷりです!是非皆さんに本番を観ていただきたいです!『MATCH』めちゃめちゃ面白いです!!

稽古場写真1-7

「みなさんの予約、待ってます!」

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初代2ndクロージングシリーズ参加作品 ステージタイガー『MATCH』

【日時】8/21(金)~8/23(日)※22(土)19:00より初日の映像を観劇三昧にてオンライン配信も決定!

【会場】in→dependent theatre 2nd

【予約(劇団窓口)】https://ticket.corich.jp/apply/108044/

【オンライン配信チケット】→https://v2.kan-geki.com/liveStreaming/ticket/10

【詳細】http://st-tg.net/_sp/match2020/index.html (特設サイト)

MATCH チラシ2

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