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本音の裏には何がある?(池治)

「ラブラブドッキュンフォーエバー」稽古場日記の二回目です。

去年の秋頃に上演したときにはあまり思わなかったのですが、改めて台本を読んで大きく感じたことが一つ。
この台本、とっても難しい……!
何が難しいかと言いますと、登場する人物たちそれぞれの思いや考えがほぼほぼセリフとなって現れている所です。

僕は最近、台本を読むときにセリフの裏の気持ちを考えることを意識していまして。建前でこういう風に言っているけれど、本音はこうだよね…みたいな感じで。人間って基本は本音を隠して生きていると思いますし、そういった中で滲み出てきた思いや考え方が人物を彩っていくと思うんです。

ただ今回の台本、一見すると本音100%のセリフばかりが並んでいて。無理矢理裏の意味を探そうとしても上手くいかないし、かと言ってセリフ通りに言うとなんだか薄っぺらくなってしまうし…。
まだまだ悪戦苦闘中です。

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椿さんの思いが溢れた言葉達をしっかりものにできるよう、一ヶ月間探り続けていきます!

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