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「チャンネルを伸ばした先にクライアントの笑顔があればいい」――飽き性なのに継続できる秘密とは

「動画でビジネスに革命を」をミッションに掲げ、企業のYouTubeマーケティングを支援するSTAGEON。同社のYouTube運営事業部では、メンバー一人ひとりがそれぞれの長所を活かしつつ、チャンネル運営に関わる全業務において企業を支援しています。

マーケティング未経験でジョインした和田氏は、周囲を明るくする、笑顔が印象的な女性です。業務遂行力と継続力を評価され、プロデューサーの仕事を任されるまでになりました。そんな和田氏に、STAGEONで働くようになって成長を実感できていることややりがいを感じていること、落ち込んだり困難に直面したときに唱えている“魔法の呪文”を聞きました。

株式会社STAGEON YouTube運営事業部 ディレクター 和田笑美加

未経験から「動画×マーケティング」に挑戦できる

ーーこれまでどのようなキャリアを歩んできましたか。

和田:私はカメラマンを目指して映画系の専門学校に通い、卒業後は映画やコマーシャルのカメラマン助手としてキャリアをスタートさせました。4〜5年無我夢中で働きましたが、肉体的にも精神的にもハードな業界だったので、とうとう体調を崩してしまって……。医師の勧めもあり、泣く泣くカメラの仕事を休むことにしました。

それから数年間、無理のない範囲でアルバイトをしながら心身の健康回復に努めましたが、20代の終わりに近づき、「そろそろ何かしらのキャリアを積まなくては」と考えるようになりました。私が望んだのは、映像に関係する、リモートで働ける仕事です。その上で、自分の力をつけていける仕事がいいなと考えました。

どんなスキルを身につければ自分の力になるかを考え、選んだのはマーケティングでした。映像関係で、業務を通してマーケティングを学べる会社、なおかつマーケティングが未経験でも受け入れてくれる会社を探して、STAGEONを見つけました。

ーーSTAGEONに入ることを選んだ理由や決め手をお聞かせください。

和田:映像関係の仕事であり、マーケティングを学べることが最大の理由です。市場が伸びているYouTubeに特化していて、この先総合的に「動画×マーケティング」の領域に携わっていけそうな会社は、ほかには見当たりませんでした。

また、勤怠面にも惹かれました。私は体調を崩してから夜型の生活スタイルになってしまい、毎朝ちゃんと起きて9時からの仕事ができる自信がなかったんです。体調を崩すと免疫を回復させるのに人一倍睡眠時間を必要とすることもあり、いわゆる「普通の仕事」に対する恐怖心がありました。

その点、STAGEONはオフィスを13時から公式に使用でき、自分の予定があればずらすこともできます。ここでなら、体調を管理しつつ頑張っていけそうだと感じました。

現場でしか学べないことがあると気づけた

ーーSTAGEONにジョインして、どのようなことを感じていますか。

和田:YouTube運営事業部のディレクターとして働いていますが、今月からはプロデューサーの業務も一部任せてもらっています。

私はパッション(情熱)で動くタイプなので、入る前は「職場がロジック(論理)で考えるタイプの人ばかりだったらどうしよう」と不安でした。でも、実際に配属されたのは本当にバランスのよいチームで、わからないところはきちんと教えてくれるし、責任の取れる範囲で挑戦もさせてくれるんです。

チームによって雰囲気は異なるので、論理的思考を強みにするチームもあると思いますが、私が入ったチームは感覚的思考の人が多く、まず「人」の部分で救われました。

業務に関しては、初期からサムネイル制作や企画を任せてもらえたので、クリエイティブな仕事をしたいと考えていた私は、「本当に楽しい!」という気持ちで取り組めました。

YouTube運営では、チャンネルのターゲットとなる視聴者層が何を求めているのかを深掘りする必要があります。マーケティング未経験の私にはわからないことも多くありましたが、先輩の仕事ぶりや書いた企画を見て、徐々に覚えていきました。頼れる先輩の近くで仕事ができ、いろいろなことを学べる環境だったので、非常にありがたかったです。

先輩は、YouTubeのアナリティクスを見ながら、日々「こういった変動があったら、こんなふうに対応していくんだよ」と話してくれました。そのおかげで、数字の見方だけでなく、先輩がこれまで培ってきた経験に基づくノウハウを学べたと感じています。

クライアントワークにおいても、先輩が、演者さんの魅力はもちろん、掛け合いを通じて「視聴者はこれを知りたいんだろうな」という部分をどんどん引き出している様子を見て、ペルソナを思い描く力の大切さを学んでいます。

最初はリモートワークできることを重視して入った私ですが、今では「現場でしか学べないことは絶対にある」と肌で感じるようになりました。

ーーSTAGEONの仕事に対してどのようなやりがい・魅力を感じますか。

和田:何でも自分で考えさせてくれることが第一ですね。日々PDCAを回しながら、「あれをやったらこうなのか、これをやったらこうなのか」と検証・分析できています。

サムネイルであれ、企画であれ、「このYouTubeチャンネルのターゲット層には、今ここが刺さっていて、こう捉えられているから、こういう結果が出ているんだな」と、毎日投稿・検証して得られる情報はかけがえのないものです。

個人でYouTube運営をすることはできても、毎日投稿は難しいですし、1つのチャンネルのターゲット層にしか関われません。でも、STAGEONなら、同じ20代がターゲット層でも、このチャンネルとほかのチャンネルで何がどう違うのか、すべて見られます。「この情報がほしい」と思えば、上下関係なく、誰に聞いても教えてもらえる環境も魅力です。

前職の映画業界は、3か月かけて撮影したものが半年から1年後に公開され、ようやく反応を得られる形でした。それに対して、STAGEONの仕事は自分のやったことの反応をすぐに得られます。スピード感をもってPDCAを回し、0からスモールステップで伸ばしていけるところにやりがいを感じますし、すごく楽しいです!

責任もありますが、すぐ近くに頼れる先輩がいることが安心感につながっています。

ーー前職で激務により体調を崩してしまったとのことですが、STAGEONのワークスタイルについてはどのように感じていますか。

和田:今のチームは「ちゃんと上がりましょう」という方針で、オフィスが公式に閉まる22時を過ぎて残っていたら上司から帰るように言われるくらい、しっかり休むことが推奨されています。

その上で、もっとやりたいことがあれば、自宅に持ち帰って作業することもできますが、「できないタスクがあれば、ほかのメンバーに頼る」という文化があるので、プレッシャーに押しつぶされることはありません。おかげで、のびのびと仕事ができています。

上司や先輩はチーム全体に目を配り、声を掛けてくれるだけでなく、サポートしてくれたり、ご飯に連れ出してくれたりするので、精神的にも支えられていると感じています。

「さぁ、パーティーが始まるぞ!」は魔法の呪文

ーー継続力が強みだと周囲から聞いていますが、継続力の源泉となっているものはありますか。

和田:そんなふうに評価してもらえて光栄ですが、実は私はかなりの飽き性で、常に刺激がないと生きていけないんです。本当に、楽しくないことは続かなくて……。

なので、自分が飽きないように、どんなに小さなことでもいいから毎日楽しいことや刺激を見つけると決め、繰り返すようにしています。長いスパンで見ると、その積み重ねが継続力になっているのかもしれません。

私には「仮に今後寝たきり状態になったとしても、仕事を続けていけるキャリアがほしい」という目標があります。今私が担当しているのは、上司や先輩が「和田ならできるはず」と判断して任せてくれた仕事です。周囲の期待に応えるため、自分の目標を達成するために、やりきるしかありません。

やりきるしかない中で、自分が飽きないように工夫していることがあります。それは、気分が落ち込みそうになったときや困難に直面したとき、「さぁ、パーティーが始まるぞ!」と声に出すこと。単純と言えば単純ですが、「盛り上がってきましたね~!」と言うだけで、気持ちを切り替えて、目の前にあることを楽しんでやるぞと思えるんです。

大変そうなことの中にひそんでいる楽しさを見つけられるようになると、単なるタスクでも「これをやったらすごく私の力になりそう!」と前向きに考えられるようになります。

女性はホルモンバランスの影響を受けやすいですが、感情のアップダウンに振り回されるのではなく、自分の感情をコントロールして、仕事となったらスパっと切り替えて集中できるほうがかっこいいですよね。

ーー今後どのように成長していきたいですか。目標があればお聞かせください。

和田:今後どのようなチャンネルに携わっていくにせよ、クライアントとしっかりと関係を築いて、数字を伸ばすのはもちろんですが、伸ばした先にクライアントの笑顔があって、「ありがとう!」と言ってもらえる状態を作りたいと思っています。

私の名前は「笑美加(えみか)」で、「笑」の漢字が入っています。大阪では毎年1月10日に商売繁盛の神様・笑いの神様である恵比寿様の例祭「十日戎(とおかえびす)」が開催されるのですが、私は1月10日に大阪で生まれたため、名前に「笑」を入れたそうです。

そんな経緯もあり、「笑顔」は私の人生のキーワードになっています。ずっと笑顔でいようと心がけてきたし、周りの人たちの笑顔に囲まれていたいという気持ちが強いんです。

今のところ、明確なキャリアビジョンを描けてはいませんが、「チャンネルを伸ばした先にクライアントの笑顔があればいい」という想いを胸に、仕事に向き合っていきたいです。

求めるのは、意欲があって素直に話を聞ける人

ーーこれから一緒に働きたいと思うのはどのような人ですか。

和田:未経験でも、臆さずに自分のやりたいことを言える、意欲のある方だといいですね。自分のすべき仕事をした上で、「こんなふうにやりたいです」と伝えれば、いくらでも叶えていける職場です。YouTubeマーケティングが未経験でも、映像の知識がなくても、意欲と先輩の話を素直に聞く力さえあれば、きっと活躍できると思います。

STAGEONは、20代前半の若いメンバーが多いイメージがあるかもしれません。でも、最近では30〜40代でジョインする方も増えて、年齢に関係なく成果を出しています。

あと、女性が少ないので、ぜひ女性に来てほしいですね。男女問わずできる仕事ですが、20〜30代女性をターゲット層とするチャンネルが多いので、女性ならではのペルソナ理解や直観がサムネイル制作に活かせるように感じます。

男性の割合が多い職場ですと、社内のコンプライアンスを気にされる方もいると思いますが、STAGEONはそういった面の教育が徹底されていて、私自身、一度も不愉快な思いをしたことはありません。女性が働きやすい職場だと思うので、安心して入ってきてください。

――最後に、候補者の方にメッセージをお願いします。

和田:STAGEONは、勤続年数に応じて給与が上がっていくわけではありません。しかし、それは言い換えれば、年齢や性別、バックグラウンド関係なく、仕事ができるようになれば誰でも平等に給与という形で評価してもらえる会社だということです。

頑張り方を間違えなければ、やればやっただけ給与を上げていけるので、外資系のような、本当の意味での実力主義の職場だと思います。

何事も挑戦なので、もし迷っているなら、ぜひ応募してみてください。面接をして「あれ、なんだか違うな」と感じたら辞めたらいいのですから。STAGEONは本気で頑張りたい人に応えてくれる会社だと思うので、まずは気軽に話を聞きに来てもらえると嬉しいです。

<取材・執筆・編集=宿木屋>

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