「変わったね」と言われるけど…

こんにちは、REOの福井です。

REO代表・阿部の著作『もう大丈夫!不登校そうだんしつ』を読んでいて、思い出したことがありました。

Q5 小さい頃は明るくて素直で、いい子でした。何が悪かったんでしょう?
A5 いつの話をしてるの?いまの自分を見てよ!

阿部伸一『もう大丈夫!不登校そうだんしつ』47ページ

この仮想の“やりとり”を読んで、自分の経験を思い出したのです。

私は小さい頃は、親戚などに人見知りしたり、少し引っ込み思案なところがありました。普段接しない「大人」に対して、どういう態度で接すればいいのかわからなかったのだと、今振り返れば思います。

そして、中学や高校では、あまり自分の思うような活動ができずもやもやしていました。

そんな頃から時を経て大学生になり、思う存分課外活動などに取り組める環境になった頃、久々に会った親戚に「昔とだいぶ変わって、活発になったね」と言われました。

その時思ったのは、「変わったっていうか、自分らしさが出せるようになっただけなんだけどなあ」ということでした。

確かに外から見れば「変化」だろうし、前よりは自分から行動できるようになったというのもあります。でも私にとっては、「変わった」という言葉とは何か違うものでした。

いつのどんな自分が「本当の自分」で「自分らしい」のかは、なかなか周りにはわからないのかもしれません。もちろん自分自身の中でも、もやもやしたり、葛藤や試行錯誤があると思います。

私自身も、大学に入った頃は積極的ではあったものの、自分の心身のキャパシティを超えて頑張りすぎていたようにも思います。
いまだに自分のペースを試行錯誤しています^^;

そんな試行錯誤をさせてもらえる環境や時間は貴重なものです。私も感謝しつつ、生徒さんがそうできる環境をREOでもつくっていきたいです^^

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