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【コラム】「クリックを集める」ということを考えてみる

皆さまこんにちは!

今回はインターネット集客でよく出てきそうな「クリックを集める」ということを少し考えてみました。皆さまはクリックを集めるって言いませんか…?私は言うことが多いです。

■クリックがすべて?


極論、インターネット集客のあらゆる手法はクリックがすべてと言っても過言ではないと感じています。検索広告のクリック、広告バナーのクリック、動画のクリック、記事のクリック、買い物カートボタンのクリックなど…。
いずれもクリックから始まりクリックで終わるものばかりのような気がします。

闇雲にクリックを集めれば良いわけではなく「クリックの中身」まで考えないと思うようにコンバージョンに繋がらないケースがほとんどかと思います。ウェブサイトに訪れたお客様が「この会社は魅力的だ。信頼できそうだ。」と感じていただかなければなりません。
そう感じていただくためにブログ記事を書いたり、Youtubeに出すために動画制作をしたり、広告を出すにあたってもテキストやデザインを考えて打ち出しているわけですね。

しかしそう簡単に上手くいく話でもなく、ブログを書いて動画も作って、多額の費用をかけて広告まで打ち出しているのになかなかお問い合わせやご注文に繋がらない…ということも多いですよね。こういった場合はまさにクリックの中身まで考えないといけない段階かもしれません。

■クリックの中身を考えてみる

私もひとりのユーザーですので、ほんの一例として行動を振り返ってみました。

最近よく買うものは本ですのでまずはAmazonで探します。Amazonで探している以上、テーマを絞り込んだ上で面白そうなものがあればすぐにでも欲しいと思っています。
次に見るのは「誰が(どこが)どういう背景をもって書いているのか?」です。この時に著者や会社をすぐに調べます。中には著者のウェブサイトがそもそもない、それらしき情報がまとまっていないという著者もいます。
簡易的なウェブサイトでもあれば違ったのでしょうが…もっと言うなら普段から人となりが伝わるような情報を残しておけば良いのにな、と本を買わずに終わります。価値が生まれそうな1クリックがここで失われたのです。

次に私はよくコスメを買います。この場合はまず会社が信用できそうか?このブランドはどういう思い(ストーリー)で作られたのか?を知りたいので、ウェブサイトやある程度情報が揃っていることが前提です。
この時に買おうと思えるのは商品写真が垢抜けているか?、ウェブサイト自体のデザインが古臭くないか?逆にシンプルすぎないか?です。クリックした先にワクワク感や少しの華やかさが欲しいと期待しています。
ショッパー・外箱・容器・処方・ウェブサイトなど、出しているものである程度、一貫したコンセプトを感じられそうなブランドで初めて購入したいと思えることが多いです。

私なりの一例を挙げましたが、おそらく私と他のユーザー様で数値上同じ1クリックでも、そこに込める思いや期待が違うはずです。

■おわりに

先述したように画面上は同じ1クリックでもユーザーによってクリックに秘めた思いや期待感のようなものは違うと感じています。

実店舗で例えるなら「ふらっと立ち寄っただけ」なのか「これからの季節にぴったりの服が欲しい」なのかで大きく接客が変わりますよね?
ウェブサイト上ではこのどちらのお客様も大事にできるようなコミュニケーションができると良いように感じています。できるだけ丁寧にユーザーと接することができるようなコンテンツを揃えていきたいものですね。

と自戒の気持ちも込めながら…。


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