【おかげさま】50周年の話
2022年もあとわずかとなりました。
今年はどんな一年でしたか？
来年の話になりますが、
弊社は創業50周年を迎えます。
「企業存続率」というデータが
ありますが、これによると
設立から50年後の企業存続率は
なんと0.7％だそうです…
この数字からも、どれだけ
ありがたいことかがわかります。
これを機にいろいろなことを
きちんとしなければと思い、
しっかりとした事業計画書を
策定しようと取り組んでいます。
30年ほど前から、
経営に関するさまざまなことを
学びに行きましたが、
「事業計画書は絶対に作らなきゃ駄目だ」
と、当時から教わっておりました。
しかし、苦手意識からきちんと
取り組まないままここまで
来てしまい、来年は50周年…。
まだ先の話ですが、
ゆくゆく次の代に引き継いでいくことを
考えると、準備もしていかなければ
なりません。
というわけで重い腰を上げて（笑）、
事業計画書の作り方のセミナーを
先日東京で受けてきました。
今はなかなか先が読みにくい
時代だとは思いますので、
中期的な計画をしっかりと
立てていきたいところです。
会社の理念などもそうですが、
なんとなくあってもきちんと
明文化ができていませんでした。
会社の存在意義や具体的な目標なども
含めて、時間がかかるとは思いますが、
50周年に向けて整備していこうと思います。
改めてセミナーでも教わりましたが、
やはり大切なことを明文化することは
とても大切です。
きちんと目に見える形で
定めておかないと、日々の行動が
なんとなくや闇雲になってしまって、
何のために仕事をしているのか
わからなくなります。
明文化しておくことで、
目指している目標と現在地のズレを
常に確認できます。
決してズレていることが悪いのではなく
どうしてズレているのかを分析し、
軌道修正していくことが大切です。
僕にとって文章にすることは
苦手分野なのですが、
50周年に向けたチャレンジですね。
振り返ってみると、
危ない時期も当然ありましたが、
よく生き長らえたな…と思います。
どうしてここまで来れたのかと
考えたときに、ただ僕は、
本当に運が良かったのだろうと思います。
お客様や仕入先様、社員、友人知人に家族。
本当に恵まれていて、大変なときでも
必ず助けてくれる人がいました。
僕は特に秀でている何かを
持っているわけでもありません。
本当に生かされていると思います。
2018年の話ですが、
売上2億円を達成したことがあります。
このときは期の終盤になって、
「2億円いけるかも」ということが
わかったのですが、数字が絶対では
ありませんので、何が何でも追いかける
つもりはありませんでしたし、
社員にもそのように伝えておりました。
しかし結果的に社員の皆が
頑張ってくれたおかげで、
達成することができました。
ささやかですがお祝いにと
皆で食事に行ったとき、ある社員から
「3億円は無理なんですか？」
という一言をもらいました。
「2億円達成したばかりなのに…」と
そのときは思っていましたが（笑）、
2020年3月、2億5000万円まで
伸ばすことができました。
（ただこの後はご時世的なこともあって
1割ほどダウンしてしまいました。）
この2年ほどは「今は種蒔きの期間で、
すぐに刈り取ることはできないけれど
地道にできることをしよう」と、
社員たちと話して歩んできました。
おかげさまで少しずつですが
新しいお客様からのお仕事を
増やしてこれました。
来年には大きなお仕事が
始まる予定もあるので、
これは僕の感覚でしかありませんが
2018年に言われた3億円が、
あと1、2年で見えてきそうです。
どの会社でもそうかもしれませんが、
売上のことなどに関しては、
雇用されている立場だとあまり
気にしない社員さんもいるかと思います。
そんな中で「3億円は無理なんですか？」
と言ってくれる社員がいるということが
とてもありがたいことだなと、
ここにきて改めて感じています。
こうして共に働いてくれる社員のためにも、
社長の責任としてやはり事業計画書を
きちんと作ろうと思えたのですね。
2022年も周りの方々に支えられて、
無事に終えられそうです。
本年も大変お世話になりました。
2023年。50周年の節目の年も、
どうぞよろしくお願いいたします。
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