日本に里帰りするよ!

日本入国前陰性証明 記録

やっと色々な規制が緩んで日本に行こうということになりました。

一週間ほど前に「My S.O.S」アプリを日本のスマホにダウンロード。
ワクチンは3回摂取済みなので、その記録を記入し、証明書の画像もアップし承認済みがすぐに表示されました。
そのほかの誓約書などもさくさくっと記入して、アプリのQRコードも表示されて、あとは72時間前の陰性証明を残すのみという段階からのお話です。

まず、検査をどこで受けるか。
日本語の指定フォームに記入してもらうとなると、医者(のサインが必要)に行かねばならないか・・それも日本のことがわかってるお医者さんじゃないと対応してもらえないだろうなあと。そうなると、軽く300ドルコースで、うちからもちょっと遠いんですよね。それを受診と検査結果が出てからサインのためにと、2回行かなくちゃならない。 
そうは言っても、ちょっと前まで入国後数日間(最長二週間なんてこともあったね)自宅待機、私は投宿先が高齢独居なので例え陰性でも直接行くわけにも行かないだろうなあ、ということで、二週間のホテル隔離も覚悟していたことを考えると、陰性証明で300ドルだけならだいぶマシ、と一旦は腹を括りました。
そうこうしているうちに、ここ数週間で状況が色々変わり、ネットで情報を探っていると、どうやらWalgreensというドラッグストアで無料で検査ができるらしい、と聞きおよび、それで日本入国しましたっていう体験談も少なからずあるので、それならば、安くて近いに越したことはない・・ 一方でトラブったという体験談もちらほら見聞きはしたので不安はある。

だいぶ悩んだのですが、最後の最後にやっぱり無料に賭けよう!という気持ちになり、一週間ほど前にネットで予約。無料なんですけど、一応保険を通すみたいで、後で多分保険会社からカバーしましたよ、っていう計算書が届くと思われます。

いよいよ出発72時間前。一応多少の猶予を見て71時間と40分前(笑)に予約を取っていたので、その時間にWallgreensへ。初めて行くエリアでちょっとドキドキしましたが迷うこともなく間違えることもなくカーナビもつか話zすちゃんと到着。

検査はドライブスルーで、窓の下から引き出しがスイーっと出てきてその中に検査キットが入っています。
担当のお兄さんにキットの開け方から指導してもらって(検体をとる綿を触っちゃいけなかったり、それなりにちゃんとしてました)
「説明書入ってるから、それは自分用として抜いてね」って言われて袋から紙一枚抜き出すと、そこには私のような英語半人前の高齢者(になっちゃったよね。。いつの間にか)でもわかるように丁寧に図解してありました。

ということで図の通り両方の鼻をぐりぐりしてチューブに綿棒を戻してジップロックに入れて壁の引出しにイン。

結果は72時間以内にメールで届きますー 以上!解散!!

なわけで、あとは結果待ち。本当に72時間もかかったら出発に間に合わないわけですが、過去の数少ないPCR結果まちでは大体1日半で結果がきてたので焦らず穏やかに待ちました。

すると検体採取から約36時間後、の昨日の夜、結果のメールが来ました。
「あなたは陰性です」
よかったよ。少しは陽性だったらどうしようって不安もあったので。

メールを詳しく見ると、ちゃんとRT-PCR も含んでます的な(よくわかってないんだけど)詳細も書いてあったし、採取日、結果判明日、事業者名、事業者連絡先、担当医師名も書いてあったので、このままで大丈夫そう♪、と、メールをPDFでダウンロードし、MY SOSの陰性証明登録を。
画面の指示に従って、採取日、出発日、便名、出発時刻、などなどを入力し、いざ証明書の画像をアップロード。
すぐに「審査中」になりました。

ワクチン摂取証明の時も30分ぐらいで承認されたので、寝る前に承認の確認してから安心して寝るつもりで画面を睨んでると、通知マークがアプリに出たよね。

「差し戻し」

え? 
「理由は検体採取方法が不適切です」
「検体採取方法が不明な場合は検査をした医師にメールして確認してください」

え?いやそんな。
厚生省の説明読んだり、陰性証明書を隅から隅まで読んでみるとなるほど採取方法は書いてないんだ。

そういえば 同じような理由で、空港で搭乗拒否されたっていう体験談も聞いたっけな。 そうか。それにあたっちゃったんだー。
どうしよう?明日を待って、日本のフォームに記入してもらいに行こうか?とも思ったんだけど、Walgreensはあくまで窓口で、検査所はまた別のところにあり、おそらくあちこちから集まってくる検体を流れ作業で検査してるだけだろうし、そこに行っても話にならないだろうなあというのは長いアメリカ生活で先が見えてるし。

ふと、採取方法、って、あの詳しい図解の説明書があった。あれを陰性証明を一緒にアップしたらわかってもらえるかも!って閃いたんですよ。 そして、一度捨てようと思ってたその紙を捨てずに取ってあったんですよ。私えらい!

しかも、その説明書にも検査番号と名前と日付が入ったシールが貼られてるじゃないですか。めっちゃ小さい字だけど。
検査所の名前もロゴも入っているし。

まあ、でもこれで証明になるっしょ。なるんじゃね?よく思いついた! 私えらい(再び) ということで再度挑戦。画像を4枚ぐらいまでは送れる仕組みになってるみたいだったので、助かりました。

で、もう普段なら寝てる時間だけど、やはい結果が気になって1時間ほど待機。

ポンと通知が来ました。 
どれどれ。今度は大丈夫じゃろう。と余裕かまして開けたら
「差し戻し」アゲイン

なんで?紙が別だからあかん?
「検査日が72時間以内ではありません」

いやいや、そんな。
とその説明書の日付を見たら、予約した5月某日の日付が記入してある。。。検査日じゃないんかーい!

ちゃぶ台ひっくり返しそうになりましたよ。

さてここで再度考えます。

この細かい文字まで読んでくれてるのだから担当者さんもなんとかしてあげようって思ってくれてるんじゃないかしら?きっとそうなんじゃないかしら?悪意があるわけじゃないはずよね。 だって陰性だって言ってるんだし。

とはいえ、この日付は「予約した日」であって「検査の日」ではないんです、ってどう説明しよう?
アプリにはそういうやりとりをするフォームがないんです。

しばし考えました。何か方法があるはず・・だってここまできたんだし、先方はこちらの状況を理解してるようだし。

また閃きましたよ。
そうだ、お手紙を書こう!そしてそのお手紙を写真にして送ろう!
つまり、説明書はもともと紙でもらってるので、それを写真にとってたんですね。 で、数枚画像は送れるので、まず陰性証明、2枚目に摂取方法説明書(名前番号付き)、3枚目にその説明書と陰性証明の接種日が同時に画面に収まるようにして、さらにそこにメモを加えました。
「この日付は予約した日です。採取日はこちらの日付です。予約した時のメールも添付します」
ということで4枚目に予約メールの日付がわかるようにしてスクショしてまとめて送りました。

もうこれでだめだったら時間もないので明日Walgreensでチャチャっとでいいからここにサインだけしてよ〜お願いだよ〜迷惑はかけないからさあって言いに行こうかと思いました。

今度はほんの15分程度でお返事きました。
「すべての検疫手続き事前登録が終了しました」

やった〜〜〜〜〜 夜中ですが暴れたくなるほど嬉しかったあー なんなのこの達成感♪

というわけで、長くなりましたが、
無料の陰性証明で、何度かやり取りをしましたが無事終了。

実は翌日、今度は航空会社のアプリの事前登録でまたあれこれあったのですが(これは英語力の問題が大きいか・・)
こちらもなんとかクリア。

これからWalgreensで陰性証明を取って日本入国を考えていらっしゃる皆様にちょっとだけでも参考になれば、と思い記録がてら書き記しました。

余談ですが、陰性証明の日本のフォームに自分で記載して、自分でサインした、っていう強者の話を聞いたことがあります。
確かに、項目は全部パソコンで打ち込めるし、サインなんて誰が書いてもわからないわけで・・実際、サインしてもらうにしても、必要な項目はこちらで用意して持っていかないと対応してもらえないみたいな話も聞いたことがあります。

まあ、これは都市伝説みたいな話だと思って聞き流してくださいね。

やっと出発の手続きが完了した(と思われます)ので
忘れ物がないように、これから最後の荷物チェックをしてきます。

無事に日本に到着できますように!

ではでは。



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